想定する対象者
中高年の一般市民
・高齢化社会の到来で、予防医学の重要性が大きな問題となっている。各自治体が医療費増加に耐えられなくなっている一面もある。
・予防医学では食事と運動(姿勢)が大きな柱である。食事に関しては細かい研究や指導がなされているが、運動(姿勢)に関しては細かい研究が始まったばかりで、未だ日々に実践できる具体性な技術を提案・指導できない状態にある。
・気軽に実践できて効果の高い身体技術が一般に知られていない。これは予防医学としては不充分で、啓蒙活動をしても結局は病院依存、他者依存が増えるだけである。これが医療費増加の一因となっている。
提供する価値・伝えたい事
・予防医学は日々実践できる具体性によってのみ、成果をもたらすことができる。
・日本の伝統的な医学と宗教の中には、現代に通じる深い身心観と身体技術が隠されている。それを現代に活かせる形で抽出し応用することが必要である。
・人間の骨格や姿勢は一般に考えられているように、単純で静力学的な構造物ではない。もっと柔軟性を含んだ生物学的な構造物である。したがって、一人整体による骨格の調整による姿勢や呼吸の改善、肩こり・腰痛の治療など、予防医学に関してお金も時間も努力も要らない方法を提案することができる。
・運動(姿勢)改善の要点は、中心軸機能が知らない間に衰退している、という点にある。したがって、「骨盤おどり」による中心軸機能の覚醒と高度化によって、自律神経の調整も可能となる。つまり高血圧や便秘などを改善させることができる。
・微腹圧呼吸は内臓機能を育てる呼吸法である。この事実を三分程度の実験によって理解する。
・中心軸機能の高度化と余裕のある内臓機能によって、人はそれぞれ豊かな人間力を発揮することができる。
・この講演は参加型であり、具体的な知恵と実践法を経験してもらう。
内 容
■参加者が各自の骨格のひずみをチェックし、一人整体によってその歪みを修正する。
■中心軸を起動させると、全身の柔軟性・バランス機能が上がり、集中力が増すことを自己実験で発見する。
■中心軸を育てる「骨盤おどり」の一分メニューを実習する。
■内臓を育てる「微腹圧呼吸」を実習する。この呼吸法実習で血行改善を実感する。
■人は豊かな人間力によって自立していなければならない。
業務外の講師への取次は対応しておりません。