想定する対象者

自治体職員、観光協会員、農家組合、商工会員、商工会議所会員等
ここ数年、地域を訪れた観光客にまち歩き、里歩きを誘導する「歩くミニ観光」が各地で盛んになってきた。半面、よそとの差別化や売り込み手法が大きな課題になっている。地域の特色をどう演出し、こだわり商品に仕立てるのか、また誘客の営業はどう展開するのか、実践的に学べる場が乏しかった。

提供する価値・伝えたい事

講演対象地域の地域資源とマーケティング調査結果をもとに、「一回は来たくなる観光商品」作りの方向を示す。「一回」をリピート訪問に結びつける仕掛けや営業展開の手法を明らかにする。グリーンツーリズム実践講座や赤字の交流施設の経営再建に腕を揮ってきた経験豊かな当講師ならではの納得講演。

内　容

１．まち歩き、里歩き、ブームの背景
２．先進事例検証
３．講演対象地域における優位な地域資源の整理
４．講演対象地域におけるミニ観光商品開発の方向
５．講演対象地域におけるモデル商品の提案
６．講演対象地域におけるリピート訪問誘導の手法
７．講演対象地域における営業推進手法
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（以上2時間程度）

根拠・関連する活動歴

当講師は財団法人電源地域振興センターの主任研究員として、4年間にわたりグリーンツーリズム実践講座のコーディネートをしてきたほか、農水省外郭団体の主任研究員として全国各地でグリーンツーリズムモデル策定など行い、いわゆる交流産業の定着と振興に寄与してきた。また宿泊施設や直売所、レストランなどの経営再建を通じ、誘客営業手法、情報発信手法を体験的に構築してきた。