女性が職場で損する理由

古川裕倫
ふるかわひろのり

モチベーション

古川裕倫
ふるかわひろのり

一般社団法人彩志義塾 代表理事
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想定する対象者

・女性社員
・女性社員を活性化させたい経営者
・女性社員を使っている上司
・女性社員の活性化ができていない。
・女性社員が萎縮している。
・女性社員の士気が上がらない。不満。
・男性上司が女性部下を活用できない。

提供する価値・伝えたい事

・「女性(あなた)が職場で損する理由」(扶桑社、古川ひろのり)の筆者が、女性社員の活性化を説く。
・女性社員は男性社員とまったく同じ仕事をする必要はない。もっと女性の得意分野を伸ばすべき。
・男性社員は、女性の能力をもっと知っておくべき。
・会社トップは、女性の活性化の必要性をもっと社内で主張すべき。

内 容

就職試験や入社の時点では男性よりはるかに優秀な女性が、入社後伸び悩み、何年か経つと男性社員にいつの間にか抜かれてしまうように感じるのはなぜか。
産休や育児休暇などの制度を整備すれば、問題は解決するのであろうか。確かに女性が働くのにプラスの材料ではあるが、これですべては解決するとは言いがたい。
管理職における女性の割合は、米国で42%、オーストラリア、英国、スエーデンなどでも30%台であるが、日本はわずか9%。
今回の不況で労働者需要が瞬間的に落ちているが、少子高齢化のわが国の人口構造を考えると2017年には100万人とも400万人とも言われる労働者不足になる。苦肉の策で海外から労働者を日本に持ってこようとする前に、なぜ日本女性の職場での活躍をもっと期待しないのか。 
どの経営者に聞いても女性の活躍を期待しているのに、女性社員は会社が自分たちを活用してくれないと不満を持っているというおかしな現象がある。
報酬や休暇制度対しての不満もあるが、仕事を任せてくれないなど仕事の進め方そのものへの不満が多い。
それでは男性と同じように仕事をするようになれば、問題は解決するのか。つまり、男女平等というのは、男性も女性もまったく同じ仕事をすべきという意味であるのか。答えは、NO。男性と女性の違いはそもそもたくさんあり、例えば体力面で、女性に男性と同じことを要求すること自体がおかしい。また、女性がそれに応えなければならないと思い込む必要もない。女性は、女性の得意とする部分をフルに活用して、会社に貢献すればよい。
本講演は、女性がどうすれば職場でもっと活躍できるかを説く。得意分野の活用を提唱し、女性が気付きにくいチョッとした工夫を伝授する。働く女性にとってやる気と元気がでる講演。
女性を使う立場の男性にも役立つ。「新しい案件が飛び込んできたとき、男性部下か女性部下のどちらに仕事を振るか?」と多くの男性上司に訊いてみた。答えは、お分かりと思う。「なぜこの仕事を私がやるのですか」、「その仕事の意義を説明してください」と質問が女性部下から来るのを想像すると、女性に頼むのがおっくうとなる。「ハイ、分りました」と愚直に動く男性部下に仕事を振りがちなのである。
自分の守備範囲にこだわる女性部下が多いのも事実。女性も積極性が必要。
新入社員時点で優秀ではない男性は、なんども経験を積むといつのまにか仕事ができる人になっている。これが冒頭の問題提起の答えの一つである。

根拠・関連する活動歴

<参考自著>
・『女性(あなた)が職場で損する理由』(扶桑社)
・『他社から引き抜かれる社員となれ』(ファーストプレス、三笠書房)
・『我慢するな!部下は堂々と叱れ!』(グラフ社)
・『ついて行きたい」と思われる大きな器のリーダーになれ』(ファーストプレス)
・『仕事で大切なことを「坂の上の雲」が教えてくれた』(三笠書房))

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