患者の生の声を聞いてください
~障がいを持つ前と後の気持ち~

鈴木ひとみ
すずきひとみ

福祉・介護

鈴木ひとみ
すずきひとみ

アテネパラリンピック(射撃) 日本代表 人権啓発講師、エッセイスト ユニバーサルデザインの商品開発・モデル
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想定する対象者

病院・看護師・医療関係者・広く一般
1年7カ月もの入院生活。また障がいをもつ前と後の気持ちを受け入れるために何が良かったのか。
日本の医療現場は人手がなく、きつい仕事です。
しかし、時間がないから出来ないということは言い訳にはなりません。
実際に時間の無い中でしてもらった本当の看護のエピソードを話します。

提供する価値・伝えたい事

体のリハビリよりも「心のリハビリ」これが実は一番困難なことでした。
しかし、それを乗り越えれば、体のリハビリもスムーズに行きます。
何がそれを阻害するのか?
それは劣等感や自分を「一般の人よりの劣った半人前」だと卑下する気持ちです。
理屈では「人は平等」と分かっていても「障がい」を持つとそれは理屈ではなく、
目に見えない重りを持つような苦しさを背負います。
家族、周りの人たちによって、その困難は乗り越えられます。
どうやって乗り越えられるのか?

内 容

22歳の時に交通事故に遭い、ケイヅイを損傷しました。車イス生活になり、一番苦しかったこと。

それは障がいの受容です。

自立し仕事を持ち、スポーツをし友人と出かける明るい車イス女性に見えますが、
実は心の中は障がいを受容していませんでした。案外そういう人は多くいるのかもしれません。
本人でさえ、気づかずに障がいを受容していない。
もがき苦しみながら、周りの人の思いやりにより、ようやく障がいを受容しました。
それは長い時間が必要でした。
本当の意味での「春」です。
何がそれを阻害したのか?また何が良かったのかをお話します。
入院中に看護師さんからの、何気ない「心ない言葉」で傷つき、また「忙しい看護師さん」がやってくれたこと、心から嬉しかったこと、エピソードを包み隠さずお話します。

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