想定する対象者
平和を愛する人たち
憲法改悪に反対する。
戦前、軍部の圧力によって一部の落語が禁止された時代(禁演落語)を語り平和の大切さを訴える。
提供する価値・伝えたい事
前の戦争でパーマネントや英語が禁止されたという話はよく聞きますが、「落語が禁止された」言うと驚かれる方がいると思います。実際に「時局に合わない落語」ということでいわゆる「廓噺」や「酔っ払い」「泥棒」の落語が五十三種類『禁演落語』ということで上演出来なくなりました。
本当に寄席の高座で上演すると落語家が注意を受けたり警察に引っ張られたりしました。
「戦争に笑いは必要ないから」という訳でしょうが、どう考えたって落語を禁止したからといって戦争に勝てるはずがないことぐらい子供でも分かりそうなものに、戦争という異常な状態ではそんなまともな考えも通じなくなるのが怖ろしい事です。
落語を聞いて安心して笑えるということが当たり前のように出来るのも、世の中が平和であればこそだということをお思いいただいて、心おきなく笑ってください。
内 容
*講演「禁演落語の時代(その背景とその実態)」
*実演「禁演落語」
*所要時間 1時間~1時間半(時間は自由に調節可能)
*立川談之助一人で行います
根拠・関連する活動歴
東京、なかの芸能小劇場で「禁演落語を聞く会」を定期的に主催、日本でただ一人の反戦平和のために禁演落語を口演する落語家として活躍しております。
業務外の講師への取次は対応しておりません。