想定する対象者
若い女性
今、若い女性の3分の1が「隠れ過食症」を抱え、2分の1が「ダイエット障害」に陥っています。
若者世代を中心に、会員数100万人を突破したSNS「ミクシィ」には、「過食」「拒食」「摂食障害」をテーマに掲げる交流板があふれ返っています。
21世紀の摂食障害は、決して少数の人だけの特殊な病気ではなく、一見明るく社会生活をこなす普通の女性たちが、舞台裏でひそかに続ける「ありふれた癖の一つ」となっているのが実態です。
その最大の原因は、メディアの過剰なダイエット情報によって刷り込まれた「食べたら、太る」という恐怖感です。
このため、見た目は標準体型の女子大生の半数は「少食・低カロリー主義」の食生活を守り、そのために低体温・貧血・筋力の低下・体重は標準なのに体脂肪率が異常に高い「隠れ肥満」といった「ダイエット障害」に陥っており、さらにその反動から過食習慣が始まるといったお決まりのパターンが定着しているのです。
提供する価値・伝えたい事
行き過ぎたダイエット志向が招いた「太ることへの恐怖」のために、大事な成長期にある小学校高学年から中学生の女子の間でも給食の食べ残し量が増え続けていること。
さらに、十二分な栄養が必要な妊婦までが、「妊娠中毒症予防」という名目のもと、産後の体型崩れを嫌ってダイエットするのが当たり前となっています。そのために低体重児の出生が急増しているという狂った実態…。
このような歪んだ認識を改め、健康な心身を取り戻すには、一体どうすればいいのでしょうか?
●「ヤセる」と思い込んでいた食事制限が、実は体を太りやすくする働きがあること。
●「太る」と思い込んでいた食品が、実は体の活力を高め、ヤセやすくする働きがあること。
こうした認識の大逆転によって、これまで私が指導させて頂いた多くの女性が、不適切なダイエットや過食の習慣をやめることができました。これは私自身、小学生時代から18年に及ぶダイエット依存と拒食・過食の状態を卒業し、十分食べながらバランスの良い体型を保てるようになった体験に基づく、生理学的・心理学的なノウハウによります。
まだ心身の成長期にある10代の女生徒の皆様に向けて、女性として真に美しく健やかな体と心を育てるために、正しい知識に基づいた、食べ物や自分の体とポジティヴにつき合う方法をご指導致します。
内 容
・あなたは大丈夫?「プチ摂食障害」「隠れ肥満」の若い女性が増えている
・「食べる=太る」という思い込みは間違い!
・ダイエットが太りやすい体質を作り、逆効果になるカラクリ
・世間の有名ダイエット法が実は役に立たない、その裏事情
・炭水化物・脂肪・塩分をたっぷり摂っても太らないコツ
・「体の声を聞く」食べ方テクニック
・「体が喜ぶ」食品選びのガイドライン
・食欲はプロポーションの味方です! “ヤセの大食い”には理由がある
・「本当の食欲」と「ニセの食欲」を見分ける秘訣
・過食癖を自然に治す秘訣
・〔エクササイズ〕代謝アップに役立つ、快感腹式呼吸法
業務外の講師への取次は対応しておりません。