想定する対象者
中小製造業・サービス業・小売業の経営者、企画開発担当者
1.競合商品・サービスとの価格競争が激しい
2.売上・利益の減少傾向に歯止めがかからない
3.競合商品・サービスとの差別化に取り組んでいるが上手くいかない
4.付加価値を付けようにも顧客のニーズがつかめない
5.マーケティングの教科書通りにやってみたが一向に売れない
提供する価値・伝えたい事
良かれと思って取り組んだ競合商品・サービスとの「差別化」がお客さまに通じず、結果として売れない商品・サービスを生んでしまうケースが多発しています。
マーケティングの教科書に書いてあることに、その本質を理解しないまま表層的に取り組むことは、競合商品との「同質化」を促進させるだけなのです。
中小企業が取り組むべき「売れる商品・サービスづくり」のキーワードは、競合商品・サービスと異なる「コンセプトの独自化」です。
長年にわたるヒット商品開発の実践に裏付けされた「売れる商品・サービスの開発ノウハウ」を成功・失敗事例や使えるフレームワークの紹介を交えながら、分かり易く解説いたします。
内 容
1.マーケティングの常識に潜む落し穴
・マーケティングの教科書に書かれていること
・魅力的だけど危険な言葉「差別化」
・他にもあるマーケティングの常識の落とし穴
2.「差別化」と「独自化」はどう違う?
・差別化と独自化の定義
・独自な顧客価値とは?
・独自化を実現するための基本姿勢
3.顧客価値の重要性
・すべては顧客価値から始まる
・中小企業によくある「困った事例」(経営相談の現場から)
4.売れる商品・サービスの開発プロセス
・教科書に書かれている開発プロセスと問題点
・独自な顧客価値の発掘法(4つの切り口、6つのパス、4つのアクション)
・成功と失敗は商品コンセプトで決まる
・コンセプトの検証は「現場・現物・現実」でないと意味がない
・「作る前に売れる環境を創る」プレマーケティング
5.成功確率を上げるために
・大手企業が参入しづらい領域を狙え
・リスクを最小限に抑える
・モノマネ撃退法
*1時間から一日まで対応可能です。
根拠・関連する活動歴
・100モデルを超える新商品を市場に送り出してきた、長年にわたる新商品開発、新事業開発、マーケティングの実務経
験(パイオニア株式会社に32年間勤務、社長直轄のヒット商品緊急開発プロジェクトでは、異業種とのコラボレーショ
ンを通した数多くのヒット商品をプロデュース)
・中小企業に対する新商品開発、新事業開発、マーケティング支援実績(IT系企業、金属加工業、樹脂加工業、その他
製造業)(中小企業基盤整備機構販路開拓コーディネート事業チーフアドバイザー)
・著書『ブルー・オーシャン戦略のツボがよ~くわかる本』(2009年9月/秀和システム刊)
業務外の講師への取次は対応しておりません。