提供する価値・伝えたい事
阪神大震災から経験した自分自身と聞こえない両親との関わり合いについてお話し致します。
地震が起きた朝、二段ベッドの下で寝る妹と私。
激しい揺れと、地響きを感じながら、目覚めた数分後。。。
ドアがガチャっと開き、母が他の人には分からないような声名で私と妹の名前を呼びました。
もちろん妹と私には、はっきりと分かり、
”その声に非常に安心した事を覚えて居ます。”
二段ベッドから本棚の山を越え、なんとか母の元に辿り着きました。
すぐさま、外の様子を確認しないといけないと思った私は、母とは普段から手話でしゃべる為、
真っ暗闇の中、電気がつかず、見えない中で、母の右腕を掴み、母の手のひらで"玄関"と指文字手話をして、
二人で玄関に向かいます。
その後、情報が全くない中での両親と過ごした8日間の避難所生活での出来事を、
手話と歌で奏でるSign musicを交え、深くお話します。
心と心を繋ぐ掌のsign・・・
掌からの温もりが伝わりますように.・・・
業務外の講師への取次は対応しておりません。