想定する対象者

商業高校の就職希望の３年生を対象としたもの。
就職試験に向けて、模擬面接を中心に、実践的な指導を行う。

旧来の学歴偏重、偏差値至上主義が崩壊しつつある現代社会。そんな中、就職先が求める理想の高校生像も大きく変化してきた。例えば、「組織の一員としての協調性」「いろいろな年代の人と関わる中でのコミュニケーション能力」「各部署ごとに求められる専門性」「バイタリティ」「職場を明るくする明朗性」「臨機応変に対応できる柔軟性」などである。これらの人物評価というものは、面接でしか知りえないものといえるが、現代の高校生には、これらがなかなか身についていないと、企業側も、社会全般としても捉えられている。そのため、この「就職面接対策講座」では、上記の力を模擬面接の中で、実践的なものとして、身につけていく必要がある。

提供する価値・伝えたい事

予備校講師として、小論文指導・進路指導にあたり、東京大学・京都大学・大阪大学をはじめとする国公立大学入試や、慶應・早稲田大学等の私立大学入試指導にて、合格に繋げるサポートをし、実績を上げている。また、キャリアカウンセラーの資格も活かした、「ＡＯ・推薦入試」に必須の「志望理由書・自己推薦書」の書き方、捉え方を「自分史作り」から指導、特に関西国公立・私立大学を中心に、合格に導いている。
これらの内容を、小論文の書き方や進路アドバイス、面接のポイント等を高校へ出向き、指導にもあたる。
更には、大学生の就職活動や中高年の再就職支援にもあたり、同じく「エントリーシートや志望理由書・履歴書の書き方指導にもあたっている。
講演テーマは、高校生対象として「小論文とは何か～考え方・書き方～」「面接での心得について」「AO・推薦入試対策（提出書類の作成に関して）」「進路を考える～自分史の中から」など。
大学・短大生対象として「これなら書ける小論文講座～就職活動論文マスター術～」「ここで差がつくエントリーシート対策～自分史作りからセルフプロデュース法～」「面接対策～（グループ・個人）～小論文ノウハウを活かした面接法とは？」保護者の皆さまやケアマネージャー様に「親と子のありかたに活かそう～小論文出題からのアプローチ」「接遇における気づき～文章力アップからのアプローチ」などです。
　また、昨今、社会人として必要十分条件となっている“接遇”においても、相手の気持ちを慮り、気遣うコミュニケーション力は、実は、「読み手を意識する文章力アップから」つくのだということも、講演のご要望の中から生まれてきた講演内容です。

内　容

就職面接は、限られた時間で企業へ自分をアピールするコミュニケーションの場。確かに、企業側が直接「生徒」を見極めるわけだが、逆に言うと、「生徒自身のアピールチャンス」であるといえる。ただ、単にいつもの自分を見せればいいという軽い考えではなく……「セルフプロデュース（自己演出）」をするための準備が必要となってくる。

その基本が、「身だしなみ／挨拶／言葉遣い」である。
また、人事担当者が求めるものをつかみ、よいコミュニケーションをとる場とするためには、①自分を知る　②会社について知る　③現代社会について知る　ということを、総合して事前に組み立てておくことが必要である。→　それを、模擬面接の中で、具体的に、実践的にマスターしてもらうべく、Ｑ＆Ａを繰り返し、身につけてもらう。