想定する対象者

医療介護福祉に従事する方々、部下・後輩を指導するリーダーの方々
医療介護福祉機関の特徴として、人の入れ替わりの多さがあります。やっと一人前に成長したと思ったら辞めてしまった、期待して厳しく指導したら嫌われてしまった・・・プレイングマネージャーとしての医療介護の現場業務に加えて部下指導も任される立場になると、目の前にいる患者・利用者さんとのコミュニケーションはもちろんのこと、部下・後輩との質の高いコミュニケーションも欠かせません。しかしながら、自らのコミュニケーション力を高めたいと思って現場でトライ＆エラーを繰り返していては、命を預かる医療介護の現場では、ヒューマンエラーやヒヤリ・ハットにつながりかねません。特に、若手リーダーの皆さんの中には職場スタッフとの信頼関係づくりに頭を悩ませていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。中途採用による年上の部下、経験豊富な後輩等を持つことも珍しくない多職種混在の医療介護現場では、ジェネレーションギャップも大きな問題です。

提供する価値・伝えたい事

当研修では、医療現場での患者応対と部下指導に長年携わってきた経験をもとに、医療介護福祉現場に求められる職員間の信頼関係の築き方のポイントやコミュニケーション力の高め方について具体例を用いて分かりやすくお伝えします。リーダーの皆さんが自信を持って部下指導に当たることができるよう、現場ですぐに使えるコミュニケーションスキルを伝授いたします。ご要望により時間・内容のアレンジは可能です。

内　容

①医療介護福祉現場の特徴
・職場の特徴を理解する
・リーダーに求められることとは？
・価値観・世界観の違いを受けいれる
②リーダーが身につけたい医療コミュニケーション力
・施設内コミュニケーションと職場文化
・リーダーシップとは？
・信頼関係を高めるコミュニケーションスキル
③部下指導に役立つ誉め方・叱り方
・意識の５段階を用いた「誉める・叱る」のポイント
・モチベーションを高める誉め方
・失敗を繰り返さない効果的な叱り方
・部下指導で大切なストローク３つ