想定する対象者
どなたでも 若い方から高齢の方まで幅広く・・お寺 僧侶のかた お檀家様
お寺様での講演では 仏教の専門用語を使わずに日常の言葉で仏さまのことをお伝えできたらと思っています。
提供する価値・伝えたい事
いのちは、形を変えて・・・
亡くなられた方の肉体は滅びますが、形を変えて受け継がれると思います。
生きていた頃に教えてくれたこと、見せてくれたこと、生き方。それが、残された人たちが困難に出遭った時、受け止め乗り越える力、すなわち 【生きる智慧(ちえ)】になること。
肉体はないけれど、「生きる力、智慧」に形を変えて生きていくこと。
死を見つめることで、ご自分のいのち、他のいのち、全てのいのちが生かされていることに気付いていく
生きているのではなく生かされているいのち
限りあるいのちだからこそ、どう生きるか
感謝
内 容
心が苦しくなったとき、話をただ聴いてくれる人の存在に、どれだけ助けられたか知れません。
ついつい、アドバイスや批判をしてしまいがちですが、ただ「そうかそうか」とそのままを聴くということの大切さを教えてもらいました。
心がぼろぼろの時、「しっかり」 「がんばれ」 という励ましの言葉はかえってつらいです。
人は、本当にしんどいとき、ただそばにいてくれる人、ありのままに聴いてくれる人が誰か一人でもいるということに、どれほど救われるか・・・・。
強くなくても、格好わるくても、遠回りしてもいい。
それもとっても素敵なこと。
落ち込んだり泣いたり、ありのままで・・・・・。
涙は心を楽にしてくれました。
菩薩さまは、高いところに居られますが、悲しみ苦しむ方が居れば、降りてきてくれて、傍にそっと座ってくださり、悲しみでいっぱいの人と同じ気持ちになってくれる。ただ、傍にいてくれる。ただ、何も言わずに・・・。
やがてその方の悲しみがいつか癒された頃、そっと戻っていかれる。そういう菩薩さまのはからいが、その都度その都度色々な人に姿を変えて、目の前に・・・・・・。
つらい思いをされた方は、人の痛みがわかる心をもらうことができるように思います。
今、増えている子どもの犯罪や悲しい出来事。まるで、心の叫びのように。大人も子どもも、存在そのもの、ありのままの自分を認めてもらえなければ、生きることがつらい筈です。次の世代を生きるどの子ども達の中にも 【生きる力】 があることを信じてやるのが今の大人の役目のように思います。
できれば、健康でありたい、誰もが、病気より健康を願います。
でも、病気や死に出遭ったからこそ、「いのち」「夫婦」「親子」「人との出会い」に向き合えるチャンスをもらえたのかもしれません。
自らの弱さ、無力さを思い知ることで、周りの人の温かさに気付き、人間の力を超えた仏様の慈悲に気づかせていただきました。いままでどんな時も、仏さまに見守られて、このままで幸せだったのだと。
いいことがあったときだけ、守られているのではなく、困難に出遭った時こそ、より一層、見守られてきたのだと。「足らないものを数えながら生きる」ではなく、「足りているものに感謝しながら生かされている」ことを教えてくれたのは、病気や死でした。
苦しみや、つらさを体験された方々が、自らの人生や周りを恨むのではなく、人を慈しむ心に、慈悲に変えていくことが出来たとき、誰もが心の中にいただいている、仏様からもらった種を花咲かせることが出来るように思います。
仏様の前で、自分の無力さを知ることの連続でした。
根拠・関連する活動歴
奈良 東大寺様 世界祈念平和法要にて200人くらいのお坊様の前で講演させていただきました
曹洞宗 大本山 永平寺様 修行僧の方々に人権研修をさせていただきました
西山浄土宗 総本山光明寺様(京都)で布教師様の研修会
西山浄土宗 総本山光明寺 暁天講座
高野山真言宗 シンポジウム
布教師様研修会にもたくさん伺っています
鷺ノ森別院 法話の集い
布教師の方々の人権研修会
北海道から東北 関東 北信越 東海 関西 沢山のお寺様100所以上に伺ってきました
ご縁が広がり また次のお寺へと ありがたく思っています
業務外の講師への取次は対応しておりません。