小学生の子どもに人生の宝物を

米田 崇
よねだたかし

教育・青少年育成

米田 崇
よねだたかし

元 民間人校長
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想定する対象者

以下内容の不安や悩みをもつ小学生の保護者

*低学年、中学年、高学年における子どもにどのようにかかわればよいか。
*学習の大切さをいかにして理解させ、進んで勉強する姿勢を培うにはどうすればようか。
*人間としての基礎を、家庭でどのように指導すればよいか。
社会の状況がどんどん変化して、教育のあり方も著しく変遷している。情報があふれ、小学生の保護者は、家庭での教育がこれでよいのか、学校での学習だけで十分なのかなど、不安と心配でいっぱいである。
また、子どもの安全にかかわる事件も多発しており、いかにして子どもを守るかも大きな課題である。

提供する価値・伝えたい事

*小学生時代は人間教育の根本を培う時期だ。この時期を過ぎて中学生になってからでは、手遅れの場合が多い。小学生のうちに、概ね人格が形成される。
*まず、人間性を確立して、次に集団生活における社会性を身につけさせる。
*人間性、社会性というしっかりとした土台の上に、個性や学力がある。
*自分で考え、自分でやってみようという姿勢を身につけた子どもは、自然に学力も向上する。
*なぜ勉強が必要かを理解させることができれば自ずと学習に向かい、学力は飛躍的にアップする。
*これからは、厳しくて混沌とした社会が子どもたちを待ち受けている。その社会をたくましく自分で生き抜く力をつけるのは、小学生時代だ。小学校の6年間は黄金の時間であり、子どもたちは「たくましく生き抜く力」という「宝物」を手にすることができる。

内 容

講演には、パワーポイント等による資料は準備しない。
パソコンやスクリーンも必要なく、聴講者の顔をまっすぐ見て話しかけたい。

《 講演内容 》

① 小学生児童をもつ保護者の悩みや不安を提起。

② 保護者を悩ませる、社会的背景の解説

③ 小学校就学中に、最も必要な教育は何かを、理由を分かりやすく示しながら詳しく説明する。

④ 最後に保護者の皆さんに、わが子が将来自分でたくましく生きていけるような家庭教育を実行することの大切さを強調する。

27年間の民間企業での勤務の後、民間人校長として、和歌山県の三つの小学校で勤務させていただいた。
 子どもたちからは、学習ができても、自分で考え、行動しようとする意欲をあまり感じなかった。
 これからは混沌とした社会が待っている。彼らがたくましく生き抜くために、真に必要な力とは何かを伝えたい。
それには、小学生時代の人間性教育が欠かせない。
 そのため、保護者に集まっていただき、講演や相談会を多数実施した。
また、保護者との個人懇談会も随時実施した。約6割の保護者との面談から、保護者の切実な悩みや不安が見えてきた。

根拠・関連する活動歴

民間企業で27年間勤務して、社会の厳しさを十分体験した。民間人校長として10年間、約1300名の児童とかかわり、「今の子どもたち」をしっかり理解できた。
希望する保護者と個人相談会を実施するなかで、保護者の心配や悩みをしっかり把握できた。
社会、学校、児童、保護者を知ることができた経験で、また
自分自身、二人の息子の父親として、現実に即した提言ができると考える。

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