想定する対象者
想定受講者:中小企業経営者、経営幹部、管理職
各組織が自分たちの都合で勝手に動き出してしまったら。あるいは、動いていたら。大きな機会損失は、社内の組織間の連携の無さから生まれます。ブランドは単なるイメージではありません。ブランドはその企業の存在価値そのものであり、その企業ならではの判断の基準です。自社が何のために存在するのかという理念)に共鳴するとき、今までにない力を発揮します。組織の壁を乗り越えられるのは、経営者の檄でも、精神論でもありません。ブランドが組織の壁を取り払い、組織をより強くします。
従来型の研修は、「一般的に『よくできる』社員」を育てこそすれ、「その会社にとって『かけがえのないブランドパーソン』」を育てているとは限りません。この研修は、業ならではの発想、考えるクセ、行動の仕方、顧みる力を養います。
提供する価値・伝えたい事
脱精神論、脱上司の勝手な理屈、脱基準のない不毛な会議。議論がかみ合わず、ときとして曖昧な議論に終始するのは、その企業のブランドコンセプト(その企業にしかない判断のモノサシ)が曖昧だからです。
考える基準を明確にすること、それを共有すること、そして実践し、改善すること。これを続けることにより、社員一人一人が何をすれば良いかが明確になり、そのわずかな積み重ねが、底力を高め、他社との大きな差を生みます。
内 容
①アイスブレーク
②ゲーム(なぜ、考え方がバラバラになるのか)
③基準を持つこと、ブランドコンセプトを明確にすることの重要性
④ブランドとは何か
⑤ブランドコンセプトとは何か
⑥ブランドコンセプトに基づく、企業活動とは
⑦ブランドエンゲージメント(教育)がなぜ大事か。
⑧ブランドエンゲージメントはブランド価値向上に有効に働く
⑨ブランドエンゲージメントの事例
⑩まとめ。質疑応答。
根拠・関連する活動歴
①約30年に亘る外資系広告会社でのマーケティング、セールスプロモーション、広告教育。執行役員。
②その後、10年に亘るインターブランド(世界最大のブランドコンサルティングファーム。ブランド価値ランキングで有名)でエグゼクティブディレクターとして数々の大手企業のブランド戦略を担当。
③同社における「ブランディング7つの原則」(日本経済新聞出版社)10章のうち、4つの章を執筆。
④ダイヤモンドビジョナリー誌「営業マンのためのブランド基本講座」(複数回)執筆む
⑤読売新聞東海版 2014.5.14「多様化する情報化社会の中で」 インタビュー
⑥SMBCビジネスセミナー講師(東阪/複数回)
⑦グローバルプロフェショナルズ創造戦略プロジェクト レギュラー講師
⑧その他、企業研修、講演会 多数
⑨愛知東邦大学経営学部教授。ブランド構築論、広告宣伝論。
業務外の講師への取次は対応しておりません。