想定する対象者
想定受講者:中小企業経営者、経営幹部、管理職
ブランディングは広告でも、イメージでも、もして高級品でもありません。ブランドとは広告をしなくても売れるしくみ、という言葉があるほどです。ブランドは人、モノ、金、情報と並ぶ大事な経営資源です。
発想を少し変えるだけで、経営にひとつの武器が加わります。
提供する価値・伝えたい事
ブランドの本質とは、ロゴマークを変えることでも、インパクトのある広告をすることでもありません。ブランドとは、お客様(ステークホルダー)の頭の中に(たとえBtoB業界であっても)「確かな存在感(評判)」を残すことです。
そのためには、ブランドコンセプト(その企業ならではの存在意義、志、『その企業らしさ』)を明確に定めることがまず必要です。
それがない経営は、目的地が分らずただ、それぞれがやみくもに歩き回っているだけです。ブランドコンセプトに基づいて、全てを変えてみましょう。製品開発、店舗開発、販売活動、広告コミュニケーション活動、人事政策、つまり、経営のあり方を「その企業にしかないモノサシ」で測り、変えてみましょう。企業が「あるべき姿」に向かう時、成果は自ずからついてきます。
内 容
①ブランドとは何か。(ブランドについての基本的なQ&A)
②ブランディングの成功事例(マイナスの状況を克服したブランディング事例)
③ブランディングの進め方 その1(ブランディングへの着手方法、きっかけづくり、まず最初にする3つのこと)
④ブランディングの進め方 その2(一番大事な「ブランドコンセプト」「あるべき姿」の作り方)
⑤ブランドコンセプトの社内浸透の進め方(肝心な社員に自分たちならではの「コンセプト」をどう理解させ、体質化させるか)
⑥ブランドの社外発信(ブランドをどのように社外に発信するか。最低限すべきこと)
根拠・関連する活動歴
①約30年に亘る外資系広告会社でのマーケティング、セールスプロモーション、広告教育。執行役員。
②その後、10年に亘るインターブランド(世界最大のブランドコンサルティングファーム。ブランド価値ランキングで有名)でエグゼクティブディレクターとして数々の大手企業のブランド戦略を担当。
③同社における「ブランディング7つの原則」(日本経済新聞出版社)10章のうち、4つの章を執筆。
④ダイヤモンドビジョナリー誌「営業マンのためのブランド基本講座」(複数回)執筆む
⑤読売新聞東海版 2014.5.14「多様化する情報化社会の中で」 インタビュー
⑥SMBCビジネスセミナー講師(東阪/複数回)
⑦グローバルプロフェショナルズ創造戦略プロジェクト レギュラー講師
⑧その他、企業研修、講演会 多数
⑨愛知東邦大学経営学部教授。ブランド構築論、広告宣伝論。
業務外の講師への取次は対応しておりません。