想定する対象者
・現在「終活」をしている高齢者世代の方。
・そろそろ「終活」をしようかと考えている高齢者世代の方。
・いずれは「終活」をしなければと考えている中年世代の方。
提供する価値・伝えたい事
近年、「終活(しゅうかつ)」や遺産相続に関する社会的関心が高まっています。大手新聞社や雑誌には定期的に「終活」の記事が掲載され、関連する書籍も多数発売されています。
終活とは「人生の終わりのための活動」の略で、人間が自らの死を意識して、人生の最期を迎えるに当たって執る様々な準備や、そこに向けた人生の総括を意味する言葉です。
主な事柄としては、生前のうちに自身のための葬儀や墓などの準備や、残された者に迷惑がかからぬよう生前整理、残された者が自身の財産の相続を円滑に進められるための計画を立てておくことなどが挙げられます。
本講義では、「終活」に関連する様々なお話を、短歌の「五七五七七」のリズムにそって紹介し、解説することで、受講者の皆様に「終活」についての知識を明るく楽しく、かつ記憶に残る形で提供いたします。
内 容
1-① 「終活」とは?
② 「終活」が広がる背景
③ 「終活」のおもな内容
④ 「終活」に必要な二つの視点
2-① 成年後見制度の種類
② 成年後見制度の問題点
③ 任意後見と死後事務委任契約
3-① 遺言の種類
② 遺言をした方がいい例
③ 遺言の活用法
④ 自筆証書遺言の弱点
⑤ 公正証書遺言の活用
4 エンディングノートの活用
5 生前贈与の活用
講演時間は60分~90分程度です。
根拠・関連する活動歴
○資格等
司法書士・行政書士 NPO法人相続アドバイザー協議会認定会員
○経歴
1994年横浜国立大学経営学部卒。1995年より約7年間、名古屋市内の専門学校で常勤講師として公務員試験や行政書士試験の受験指導及び教材作成業務に従事。
2005年1月、石川県金沢市内で行政書士事務所を開業。同年司法書士試験合格、2006年4月司法書士登録・開業。同年9月、税理士3名、社会保険労務士1名と共同で「金沢みらい共同事務所」を設立。個人や会社の税務・法務・労務の「ワンストップ・サービス」の実現を目指す。
相続手続や遺言作成業務を数多く手がけ、石川県内はもとより、東京や大阪などでも講演を行っている。2015年1月に、初の単独著書「相続百人一首」を文藝春秋より上梓。同書は新聞やテレビ、ラジオ、インターネット等に多数取り上げられ、全国各地の図書館にも収蔵されている。
○講演実績(一部抜粋)
金沢市住宅政策課/金沢人権擁護委員協議会/金沢市地域包括支援センター/金沢市シルバー人材センター/小松市シルバー人材センター/萩市消費者生活センター/石川県中小企業団体中央会/石川県中小企業家同友会南加賀支部/小松商工会議所/川北町商工会/公益社団法人石川県宅地建物取引業協会/石川県構造物解体協会/石川県板金工業組合/金沢倫理法人会/石川県司法書士会金沢支部/石川県行政書士会金沢支部/TKC中国会島根県支部/TKC中国会鳥取県支部/富山県税理士協同組合/石川県信用農業協同組合連合会/金沢市農業協同組合/松任農業協同組合/能美農業協同組合/金沢信用金庫/北國新聞文化センター/株式会社東京アプレイザル/石川県ニッセイ会/エヌエヌ生命保険株式会社/東建コーポレーション株式会社/一般社団法人相続対策支援センター
○著書
・相続対策を短歌で学ぶ!「相続百人一首」 文藝春秋
・「誰でもわかる新会社法の超入門」(共著) C&R研究所
・「新会社法早わかり講座テキスト」(共著) 銀行研修社
業務外の講師への取次は対応しておりません。