想定する対象者
思春期前の子供頃には、いろいろな夢や憧れを持つものである。とびぬけた能力があったり、努力を惜しまない子供は、夢をかなえる可能性は高いかもしれない。しかし多くの子供は現実の中で折り合いをつけて生きてい事を学んでいく。そんな多数派の子供たちに、現実との折り合いをつけながらも、将来への希望を持ち続けていてほしい。
提供する価値・伝えたい事
小学生の頃の夢や希望は、次々に変わっていくこともある。そうした中で、本当に自分が好きな物事を探してほしい。本当に自分が好きなことであれば、努力は惜しまず、また、努力を努力とは思わないものである。楽しく充実した人生のためにも、自分が本当に好きなものを見つけて追求してほしい。
内 容
私は小学生の頃、多くの男の子の例にもれず、一種の超人願望がありました。時代の流行もあって、超能力のようなものに憧れもしました。それが超心理学となり、大学では心理学の分野のセルフコントロールの領域に進んでいきました。また、実際的な能力開発として、中国武術を始めました。中国武術を深めるために、東洋医学の分野が必要と考え、鍼灸師や柔道整復師(骨接ぎ)の学校に行き、国家資格を習得しました。現在は、鍼灸整骨院を開業しながら、太極拳教室を行っています。
人間の心身の有効利用に関してある程度の専門家になれたのは、子供の頃の漠然とした思いを少しずつ具体的なものにしてきたためだと思います。また、地道な努力というもんは意外と報われるもので、一種の天の意思のようなものも働くような気もします。本当に好きな事であれば、その夢は多少形を変えてもなんとなく実現するものです。
というような私の経験をお話ししたく思います。
根拠・関連する活動歴
十代の頃から中国武術を始めて、現在も稽古を続けています。太極拳教室は30周年を迎えました。
鍼灸師・柔道整復師として開業し10年目です。心理学の分野では、日本自律訓練学会会員です。
自分の現在と子供のころの夢についての講演は初めてですが、身体運用のワークショップや心身の健康の講演は多数行っています。
業務外の講師への取次は対応しておりません。