想定する対象者
新聞やテレビのネット化、SNSの普及などによって、私たちとメディアとの関係は大きく変わりつつあります。市民が、単なる情報の「受け手」にとどまらず、「流通・拡散」や「発信」を担うようになった現在、メディアリテラシーは生活に欠かせない教養の一つになったと言っていいでしょう。このプランでは、メディア教育を担当する教職員、もしくは小中高生を含む学生に、メディアの読み解き方、活用の仕方を学んでもらいます。
提供する価値・伝えたい事
メディアリテラシーは、しばしば「情報を批判的に見る姿勢」を身につけることだと説明されます。しかし、単にマスコミを「疑う」「信じない」だけでは、本当の意味で活用したことにはなりません。重要なのは、「何を疑うのか」「どのように疑うのか」を知ることなのです。このプランでは、記者として新聞やテレビ、ネットでの情報発信に携わってきた経験をベースに、そうした具体的なノウハウをお伝えします。時間次第ですが、簡単な実習を取り入れた体験型学習も可能です。
内 容
・そもそも「メディアリテラシー」とは?
・ネット社会とメディアリテラシー
・報道できるのは「氷山の一角のそのまたひとかけら」(記事を書いて体感するなどの実習も可能)
・立場によって、報道の仕方は変わる
・情報発信と責任
・メディアリテラシー教育のポイント(教職員向けの場合)
根拠・関連する活動歴
新聞記者として15年間活動し、テレビ出演、ネットでの情報発信にも携わってきました。経済紙に所属していましたが、子ども向けの柔らかい記事もたくさん書いてきたので、やさしく、楽しく教えることができます。
業務外の講師への取次は対応しておりません。