想定する対象者
①職場の安全、健康を管理する立場の方々②熱中症に陥りやすい労働に従事なさっている方々③職場で従業員に対して、安全や健康に関する教育・啓蒙活動をご担当されている方々④最新の熱中症予防と対策を学びたい方々
提供する価値・伝えたい事
日本全国において、熱中症で亡くなる方は平成22年には47人であり、最近では毎年平均して20人強の方が死亡災害者として認定される事態となっています(厚生労働省平成28年度資料より)。
また、意外に知られていないのは、命を落とさなかったとはいえ、熱中症にかかり、その後後遺症や後遺障害で長年苦しんでおられる方も多いということなのです。この現状を鑑みても、職場の対策として、労働者を熱中症から守ることは必須となってきました。
そして、年々地球環境が温暖化している中で、ひと昔前の熱中症予防や対策は必ずしも役に立つものではなくなってきています。現代に即した予防や対策を学び、実際にご自分たちを熱中症から守るための行動を起こしていただくための研修が必要不可欠なのではないでしょうか。
今回の研修では、最新の予防法や対策をわかりやすくお教えすることに時間の半分を費やし、残り半分の時間を参加型のワークショップを取り入れることで、研修受講者に楽しく、眠くならずに参加していただけるための工夫をしております。参加型にすることで、受講者が実際に職場、現場に戻り、実践を自ら心がけてくださるようになることを意識して内容をつくっております。
また、予防法の中では、心理的な側面にも触れ、“熱中症予防をすることは、自分と家族を大切にすること”という観点もお話し、自らが毎日の職務の中で予防に心がけるモチベーションをあげられるようなきっかけにしていただきたいと考えております。
内 容
30~90分:依頼いただく時間にあわせて内容を組むことができます)
1)あいさつ及び講演内容を簡単に紹介し興味を持っていただけるように前ふり
2)授業形式で熱中症の現状と予防法、対策をスライドでおみせしながら簡単に紹介
3)クイズ形式や二人一組(人数や研修場所の環境によりますが、時にはグループになって)熱中症をキーワードに、ご自分たちの考えや感想を話す時間をとります。(人と一緒に話すことにより、眠くならずに研修内容を自分事としてとらえられるようになります。また、心理学的、脳科学的なアプローチで受講者の感情にも訴えることができ効果が飛躍的にあがります)。
4)60分~90分お時間をいただけるときには、簡単な熱中症予防を覚える体操なども
取り入れます(体操できる場所が確保できる場合)
5)まとめと全体でのシェア(意見交換、質疑応答など)
根拠・関連する活動歴
医療・看護系大学教員。看護師・保健師。企業の医療コンサルタントとして活動。
講演実績(平成28年主な講演実績)
①兵庫県内青年会議所【地域の安全、安心、子育て、活性化】
②群馬県内複数中学校【健康に関する教室】
③島根県内公立病院【院内ライフワークバランス研修会】
④埼玉県内市町村【子育て孫育て研修会】
⑤神奈川県内看護大学【国際看護15回シリーズ講義】
⑥東京都内複数大学連合会【職員向け職場内暴力予防研修】
⑦JR系医療施設【施設内暴力防止対策研修】
その他、大学にて講演、授業、心理学研修、コーチング研修など多数
業務外の講師への取次は対応しておりません。