提供する価値・伝えたい事
◆未来に向けたメッセージ
いま日本の労度市場は、大きく変化しています。
人口の減少、産業構造の変化、テクノロジーの進化などの要因によって、終身雇用や年功序列、
長時間労働などの価値観は、今後もどんどん崩れていくことでしょう。
私はこれを、新しい働き方へシフトし、生産性の高い国に変わる好機だと捉えています。
21世紀に入り成熟社会、成熟経済の時代は、「量」よりも「質」が大事です。
つまり、人に頼りすぎず、自分で探求して発見する力が大切なのです。
これからは、「多様性」(Diversity)の時代です。多様性とは、「違う視点」「新しい考え方」
が望まれます。
それ故に、勉強し、新しいことに前向きにチャレンジする人たちにチャンスの多い時代になるで しょう。
世の中が大きくスピードをあげて動いている現在。
社会の変化に乗り遅れまいとの危機感を打ち出し、変化をしない企業は後退するしかありません。
企業も人も成長への指針が見えなくなっている現代には、「もう1人の冷静な自分」が常にしばに 置く必要があると思います。
そして、成功したいなら徹底的に自分に厳しくあることです。
こういう時代だからこそ最も大切なことは、『自分自身の考え』をしっかり持つことです。
内 容
◆日本の未来を賭けた教育改革
労働人口の減少、少子高齢化、地域経済の崩壊など多くの問題を抱える日本。
これらの問題を解決し、日本再興を実現するにはグローバル時代を担う〃人財〃の教育・育成に積 極的に取り組まなければなりません。
世界では、経済のみならず、社会・政治・安全保障などへの観点が20世紀とはまったく異なる 時代が拓けていきます。
国内では、1993年から若年人口の急激な減少、2004年からは労働生産性の低下が起こっ ています。
いまの学生たち、子供たち、これから生まれてくる子供たちが生きていく「未来社会の構図」を描 かなければなりません。
いまの小学生が社会人になった頃(10年~15年後)。
おそらく65%の人が、いまある職業以外の新しい職業に就いている可能性があります。
また、現存する職業の中で、その49%は今後10~20年以内にコンピューター化やロボット化 される時代がやって来ます。公認会計士になっても、人工知能(AI)に取って代わるかもしれませ ん。キャリア形成は従来の「○○になる」では、ダメなのです。
学び続けることが大事で、時代のニーズに合わせて自らの技能をアップデートしなくてはなりませ ん。
これまでは会社の求める働き方に従っていれば良かった。だが、企業は自分よりも短命の可能性 があります。これからは、自分のワークスタイルを自らデザインしていく時代となります。
そのために私たちは、「自分を守る力(=生き抜く力)」を磨いておかなければなりません。
◆これから、日本の学校教育が大きく変わっていく
「受け身の教育(passive education)から
能動的学習(active learning)への教育改革」の重要性。
(1)十分な知識・技能を持ち、(2)それを活用できる思考力・判断力・表現力を臨機応変に発 揮でき、(3)主体性を持って多様な人々と協力して学び、働く力が身につく教育の機会をすべて の子供たちが持てるような教育にする。
グローバル社会における産業構造・雇用市場の転換から見たこれからの人財スキルは、初体験の 状況に馴染むことのできる柔軟性と急激な変化に適応する力が大事です。
そして、他者の心を感じる力、学び続ける力を持ち、自分がワクワクすることを仕事にして他者に 貢献する力を養う子供たちをつくる教育が、球面体的な視野で見るグローバル時代には必要不可欠 なことなのです。
◆社会の構造変化の流れに乗る
【労働人口】⇒(需要)6,484万人 ⇒ (供給)5,901万人 ⇒ 2025年に「583万人」
が不足する。
日本は人口が減って家族構成も変わっており、モノの買い方や物流のあり方も大きく変わってい ます。エコ志向や安全志向の高まりといった「消費者の心理的変化」に留意することも非常に重要 です。
単に、技術の変化だけではなく、そこに横たわる構造変化やユーザーの心理的変化まで見て、消費 行動を量ることが大事なのです。
いまや、固定的な競争ルールの範囲で同業種と戦う時代から、異業種と戦う大変な時代に入った のです。
1.だからこそ、「先を読んで、自ら仕掛けていくこと」。
2.その際には、「自分(自社)の勝ちパターンをしっかりと持つこと」。
3.しして、「他者(顧客)の視点を忘れないこと」が大切であっ利ます。
これからの時代を生き抜く力とは、
1.創造性・創造力。
2.複雑な社会情勢に、如何に対応するか。
3.予想不能な将来に、如何に対応するか。
の3点が重要になります。
「成功した人、成功しない人」の差は、
「学び続けた人、学びを止めた人」の違いです。
2017年のキーワードは、『実践知』だ。
これらの課題を解決するためには、一体どうしたら良いのだろうか。
これからの時間は、そのための知識を身につける時間にしよう!!
「知識は教えることが出来るが、
知恵は自ら自ら学ぶしかない」
業務外の講師への取次は対応しておりません。