想定する対象者
中学生以上と親
提供する価値・伝えたい事
現代ほど「ダイバーシティ(多様性)」が重要な時代はありません。新しい文明が異質な文明の交差点で生まれる(トインビー)ように、異文化と向き合い、新しい価値を作れる子供や青少年が育っていく必要があります。SDGsでも、その重要性が高らかに宣言されています。私の娘(自閉症)を育てた経験も織り交ぜながら、多様な社会をどう作っていくのか、脳科学、進化生物学などの最新研究を元にお話します。
内 容
地球上の3000万種の生物は、助け合いながら生きています。
多様性は地球を豊かにし、危機を乗り越える最強のシステム。
進化の大原則は「多様化」することであり、それは人間社会にも当てはまります。
最近の研究で、狩猟時代の人類(20万年前)は「平等精神」を強く持っており、
弱者と共に生活していたことがわかってきました。
格差が生まれたのは、1万年前の農耕社会からです。
細心の脳研究で、その平等精神が私たちの脳内に、まだ色濃く埋め込まれていることがわかってきました。
文明が格差を作り、その「平等精神」を揺るがし、私たちを苦しめている構図です。
「みんな違ってみんないい!」
どんな人でもその個性が尊重され、社会で活躍し、幸福になっていくために、
私たちはどのように考え、生きていけばいいでしょうか?
人類学や脳科学の成果も織り交ぜながら、ご一緒に考えてみたいと思います。
根拠・関連する活動歴
保健福祉公共事業検討企画委員(保健福祉広報協会)
「心の輪を広げる障害者理解促進事業」審査委員(内閣府)
国連自閉症デー「自閉症スペクトラム学会」講演
西東京市民講演会「みんな違ってみんないい~脳科学から見た障害特性の理解」
NHK放送「時論公論」「くらし解説」「ハートネットTV」出演など
業務外の講師への取次は対応しておりません。