想定する対象者
児童生徒の保護者、教職員、教育関係者など
提供する価値・伝えたい事
近年いじめ問題が大きくクローズアップされるようになりました。中には自殺に至った大変不幸なケースまであり、保護者も教師も他人ごとではないと危機感を募らせています。ただ学校現場に長く携わった者から見れば、自殺などがあるとクローズアップされるマスコミ報道や有識者のコメントは、どの学校でも日常的に起こっている多くのいじめの実態とはかなりかけ離れています。
常日頃子供に接している方(保護者や教師など)は、一時の感情に流されず、いじめの実態を正しく把握していただき、その上で子供が成長し自立するためにはどのようにいじめを克服し、サポートしていけばよいか、一緒に考えていただきたいと思います。
内 容
1.いじめに関する世間一般の誤解
2.「いじめ防止対策推進法」の落とし穴(問題点)
抽象的な表現、学校現場にそぐわない防止・根絶条項、組織編成・報告を義務化することの危険 など
3.実際に遭遇したいじめの事例とその対処
ア.被害者を退学・不登校にまで追い込んだ悪質ないじめ
イ.加害者側(保護者)の反撃―― 弁護士との連携、教師への辞職要求など
ウ.どちらがいじめかわからないような事例
エ.モンスターペアレント同士の対決 など
4.いじめ報道等による子供達や将来への影響
5.いじめを克服するには
感情論・善悪二極化の危険、主役は子供 など
6.子供を自立したたくましい大人に成長させる(まとめ)
根拠・関連する活動歴
高校教師として多様な公立高校に36年間勤務し、特に学年主任・生徒指導主事・教頭として約20年間、いじめを含む約一千件の生徒指導問題(トラブル・犯罪等)において陣頭指揮をとり、いじめ問題を解決した実績も豊富である→その実績等をまとめた「実録・高校生事件ファイル」(共栄書房)を出版している
業務外の講師への取次は対応しておりません。