提供する価値・伝えたい事
祖父・父も柔道家で、叔父はミュンヘンオリンピック柔道金メダリストというまさに「柔道一家」で育ち、オリンピック柔道史上、また全競技を通じてアジア人初となるオリンピック3連覇を成し遂げ、「天才」といわれた野村忠宏。
3歳から始めた柔道、小さい身体、勝てない日々、寄せられない期待、それでも未来を夢見た少年時代。ようやく奈良県大会で初優勝できたのは高校3年になった頃。オリンピック金メダルまでの道のりは決して順調だったわけではありませんでした。
そしてオリンピック3連覇の偉業を達成した後も更なる高みを目指し、北京での4連覇を目指していましたが、右膝の靭帯断裂という選手生命をも脅かす大きなケガを負ってしまいます。しかし、試練を乗り越え、叶うことはありませんでしたが、北京、そしてロンドンオリンピック出場に向けてモチベーションをどう保ち続け、40歳まで現役として挑戦し続けることができたのか。
講演では、柔道を始めた少年時代からオリンピック3連覇、現役引退までを振り返りながら、柔道人生を大きく変えた恩師との出会いから紐解く、画一した指導だけでなく、一人一人の特性に応じたマネジメントの大切さや、どのようにプレッシャーと闘い、ケガを乗り越え、大舞台で勝つことができたのか。あらゆる年代の方にも通じる目標に向かって努力すること、挫折を乗り越え成長して行くことの大切さなどをお話いたします。
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