パワハラと無縁な職場づくりへのポジティブアプローチ
~“健康職場”が人権感覚を高め、人と組織の元気力を高める~

鎌田 敏
かまたびん

危機管理・コンプライアンス・CSR

鎌田 敏
かまたびん

こころ元気配達人 こころ元気研究所 所長
講師が「講師候補」に登録されました
講師が「講師候補」から削除されました

想定する対象者

経営者、管理職、管理監督者などリーダー層

提供する価値・伝えたい事

優秀な野球コーチは低めに手を出すなとは言いません、高めを狙えと指導します。つまり「望ましい姿」にコミットメントする姿勢です。パワハラ学習、メンタルヘルスのラインケア学習などでは、あれダメ、これダメ、こうしたことをするとあなたに責任が及びますよ、というNG学習が多い。このアプローチも大切ですが、そればかりだと人間は萎縮してしまいます。その結果として、適切な指導などに支障がでるのは危険ですね。ですので、望ましい姿である「この組織で、あの人たちと一緒に働けてハッピーだ」というポジティブアプローチが大切になってきます。これが健康職場づくりです。

「健康職場」とは人間関係の質が高い職場です。つまり、協働姿勢、共感力、承認力、支援力が高いため、相手の立場に立てる人たち、言い換えれば「人権感覚」の高い人たちの集団です。ダイバーシティ戦略においても大切な出発点です。一方で不健康職場とは、人間関係の質が低いため協働姿勢がなく他人事、パワハラなどにより萎縮してしまう空気、モチベーションの低下、メンタルヘルス不全につながる可能性が高まります。

また、労働人口が劇的に減少している日本社会において、「早期の離職防止」「人材の定着」は様々な業界の大きな課題となっています。そして、「働き方改革」とは、労働人口が減少していく中でいかに生産性を高めていくかが本丸です。両課題にとって「健康職場づくり」、つまり人と組織がイキイキしていることが大切になります。

健康職場づくりにおいて大切な考え方やコミュニケーションのポイントなどをお伝えします。

内 容

■仕事は人間関係に始まって人間関係に終わる
・心も空気感染する/職場の空気はつくるもの
・パワハラ防止のためのポジティブアプローチ
・萎縮型の負のサイクルは危険!成功循環モデル「グッドサイクル」について
・コミュニケーションエラー防止

■健康職場づくり ~人と組織の元気力を高めるコミュニケーション~
・やる気のない人はいない!なぜならば・・・
・共感のコミュニケーションと人権感覚
・共感力の磨き方
・コミュニケーションの本質と職場の絆
・「元気を出す」と「元気は出てくるもの」/健康職場と人間関係について
・ミスを指摘するのは何のためか?
・効果的なほめ方、叱り方/言いにくいことの伝え方/アンガーマネジメント

■グッドサイクルの流れをつくる
・Let`sのコミュニケーション/Weメッセージ
・当事者意識と行動で空気が変わる

講師検索

肩書・職業別

講演ジャンル別