想定する対象者
民生委員、児童委員、自治会関係者、行政職員、及び一般の方々
提供する価値・伝えたい事
下流老人とは、「生活保護基準相当で暮らす高齢者、およびその恐れがある高齢者」のことを言います。高齢期になっても、生活に対して強い不安をもつ人が多いと言われる現代。下流老人は、あらゆるセーフティネットを失った状態で、一度陥ると自力では解決が困難です。だからこそ社会問題として対策を講じる必要があります。
講演では社会的な背景から貧困や格差、そして下流老人とは何か、どうすれば防ぐことが出来るのかということについてお話しし、皆さんと考えたいと思います。
内 容
■はじめに
・これまでの活動
・ホームレスのおじさんとの出会い
・NPO法人ほっとプラスの活動
■貧困と日本社会
・日本の貧困の状況と高齢者の貧困
・社会保障の削減
・子ども世帯に頼れない現実、働いた賃金のみでは苦しい生活
・実家暮らしと生涯未婚率
・子どもの貧困
・未来への投資をしない国
■下流老人とその防止策
・「下流老人」の出現
・下流老人の特徴とその暮らし
・下流老人になるパターンと問題の本質
・高齢者が働かざるを得ない理由
・現状の介護福祉制度の課題
・下流老人問題を解決するには?
・個人でできる下流化の防止策
・立ち上がる高齢者たち
業務外の講師への取次は対応しておりません。