想定する対象者
車の運転を必要とする全ての職種の方々
提供する価値・伝えたい事
ここ数年、よく耳にするようになった「ロードレイジ」と言う言葉…
※ロードレイジとは、運転中に他車の行為に腹を立てて、
あおりや幅寄せ等の過激な報復行動を取ることである。
煽り運転が注目され始めたのは、
神奈川県大井町の東名高速道路下り線で、
追い越し車線に無理やり被害車両を停車させ、
後ろからトラックが追突して、男女2人が死亡する事故でしょう。
これは、事故というよりも事件なのではないでしょうか?
この事件以降、色々な場面で煽り運転について
取り上げられるニュースが増え始め、
各種自動車メーカーでも、ドライブレコーダーの標準装備化が進められています。
この様なニーズの中でロードレイジ問題に対して、
アンガーマネジメント研修のご依頼をいただく事も多くなりました。
ロードレイジはアメリカでは30年以上も前から
社会問題になっており、アメリカの運輸局でも
「誰もがロードレイジの加害者にも被害者にもなりえる」
と注意喚起をしています。
普段は大人しい人でもハンドルを握ると豹変する…
と言う話もよく耳にするのではないでしょうか?
では、なぜそうなるのでしょうか。
理由はいくつか考えられます。
・人は、車と言う存在が「自分が守られている空間にいる」
と感じることで気が大きくなります。
・車にはナンバーがついていますが、調べないかぎりは
何処の誰の車か分かりません。
また、車内はプライベート空間になるので
本性を表しやすいこともあります。
この匿名性が、気持ちを大きくさせるとも言われています。
<<アンガーマネジメントでロードレイジ対策を>>
アンガーマネジメントは怒りの感情と
上手付き合うための心理トレーニングですが、
実はそれだけには留まらず、用途は多彩です。
何故今、ビジネスやスポーツの世界で
アンガーマネジメントが注目されているのか?
それを考えると、答えが見えてきます。
<<アンガーマネジメントは>>
・変化に強くなれます
・多様な価値観を理解し調和を目指します。
・ソリューション・フォーカス(解決志向)の視点が身に付きます。
変化が起きたとき、多様な考え方を理解し、
どうすれば解決できるかを考える思考に
変わっていくトレーニングです。
つまり変化が起きた時に、その出来事に対して
冷静且つ柔軟に対応できるようになる
メンタル・トレーニングになります。
このトレーニングは、長距離ドライバーだけではなく、
敷地内作業をするフォークリフトドライバーなど、
ハンドルを握る全ての方々に有効です。
対処的な方法も必要ですが、
根本的な体質改善をしていかなければ
この様な運転は無くなりません。
その被害者や、加害者にならないためにも、
アンガーマネジメントを活用する事を推奨いたします。
内 容
<約90分程度の例です>
・オリエンテーション
・ロードレイジとは
・ハンドルを握ると「性格が豹変」その仕組みとは
・気がつかない、知らない、実は道路交通法違反。
・怒りのメカニズム(怒りの感情の仕組み)
・怒りを整理するための三つの暗号
・運転中にイラッとした時にできる対処法
・あおり運転ケーススタディ
・ロールプレイ
根拠・関連する活動歴
一般社団法人日本アンガーマネジメント協会認定
アンガーマネジメント・コンサルタントです。
耳に新しいロードレイジ問題ですが、
アメリカでは30年以上も前から社会問題になっており、
アメリカでは危険運転はもとより、スピード違反者に対しても
裁判所からアンガーマネジメントの受講命令が出ることがあります。
それほどクルマの運転と怒りの感情は深く関係していると考えられています。
一般社団法人 アンガーマネジメント協会で
問題として数多く取り上げられてきたロードレイジとその対策についてを、ご提供しております。
業務外の講師への取次は対応しておりません。