想定する対象者
賃貸物件のオーナー様
事業承継を意識している会社経営者の方
相続対策で悩みを抱えている方
提供する価値・伝えたい事
最近、遺産相続の手段の一つとして「家族信託(民事信託)」が、新聞やテレビ、インターネットなどで取り上げられる機会が増えており、注目を集めつつあります。
信託とは、財産の所有者(委託者)が信頼できる人(受託者)に自らの財産を預けて管理・運用・処分をしてもらい、それによって得られる収益を特定の人(受益者)に取得させる仕組みのことで、受託者として信託銀行や信託会社ではなく、自分の子などにする場合を「家族信託(民事信託)」と言います。
「家族信託(民事信託)」を活用することで、例えば賃貸物件のオーナーが高齢化し、認知症になってしまった場合の物件管理の問題や、死亡した後の相続対策を同時に行ったり、相続争いを防止したりすることが可能です。
本講座では、「家族信託(民事信託)」の基礎知識を活用法を、イラストを用いて一般の方にも解かり易く解説いたします。
内 容
1-1.信託とは?
1-2.信託の始め方(信託行為)
1-3.家族信託(民事信託)とは?
1-4.信託財産の名義
1-5.信託と課税関係
1-6.信託の機能
2-1.家族信託の活用法 賃貸アパートオーナーのAさんの場合
2-2.家族信託の活用法 賃貸マンションオーナーのBさんの場合
2-3.家族信託の活用法 後妻と暮らしているCさんの場合
2-4.家族信託の活用法 障害者の子がいるDさんの場合
2-5.家族信託の活用法 会社経営者のEさんの場合
3.家族信託の問題点
4.各種の制度を総合的に活用する!
5.困ったときは専門家にご相談を!
講義時間は90分程度です(60分~120分でも対応可能)
根拠・関連する活動歴
○資格等
司法書士・行政書士 NPO法人相続アドバイザー協議会認定会員
○経歴
1994年横浜国立大学経営学部卒。1995年より約7年間、名古屋市内の専門学校で常勤講師として公務員試験や行政書士試験の受験指導及び教材作成業務に従事。
2005年1月、石川県金沢市内で行政書士事務所を開業。同年司法書士試験合格、2006年4月司法書士登録・開業。同年9月、税理士3名、社会保険労務士1名と共同で「金沢みらい共同事務所」を設立。個人や会社の税務・法務・労務の「ワンストップ・サービス」の実現を目指す。
相続手続や遺言作成業務を数多く手がけ、石川県内はもとより、東京や大阪などでも講演を行っている。2015年1月に、初の単独著書「相続百人一首」を文藝春秋より上梓。同書は新聞やテレビ、ラジオ、インターネット等に多数取り上げられ、全国各地の図書館にも収蔵されている。
○講演実績(一部抜粋)
金沢市住宅政策課/金沢人権擁護委員協議会/金沢市地域包括支援センター/金沢市シルバー人材センター/小松市シルバー人材センター/萩市消費者生活センター/石川県中小企業団体中央会/石川県中小企業家同友会南加賀支部/小松商工会議所/川北町商工会/公益社団法人石川県宅地建物取引業協会/石川県構造物解体協会/石川県板金工業組合/金沢倫理法人会/石川県司法書士会金沢支部/石川県行政書士会金沢支部/TKC中国会島根県支部/TKC中国会鳥取県支部/富山県税理士協同組合/石川県信用農業協同組合連合会/金沢市農業協同組合/松任農業協同組合/能美農業協同組合/金沢信用金庫/北國新聞文化センター/株式会社東京アプレイザル/石川県ニッセイ会/エヌエヌ生命保険株式会社/東建コーポレーション株式会社/一般社団法人相続対策支援センター
○著書
・相続対策を短歌で学ぶ!「相続百人一首」 文藝春秋
・「誰でもわかる新会社法の超入門」(共著) C&R研究所
・「新会社法早わかり講座テキスト」(共著) 銀行研修社
業務外の講師への取次は対応しておりません。