想定する対象者

直売所に出荷、小売店と直接取引、飲食店に納品、家庭向けに直販など、購入者のニーズをくみ取りやすい取引をしている農家向け。
JA組合員、業者との契約栽培農家であっても小規模農業であれば対象になります。

提供する価値・伝えたい事

生産性向上、効率化追求によって収量を増やしていくことは生産者として当然やるべきことですが、それが必ずしも利益向上につながるとは限りません。
そこにかける労力、コストは大きく、競争も激しいため成果に直結させるのが難しいからです。
小規模農業では、大規模農業が得意とする生産力に目を向けるのではなく、販売力にもっと注力することで小さなコストで大きな成果を上げることが可能になります。

内　容

１．講演者紹介
　非農家出身者の不利なスタート
　栽培がヘタクソであるがゆえの苦悩

２．顧客を絞り込むことで経営が変わる
　成熟社会でニーズが多様化しており、細かなニーズに応えると「これが欲しかった！」と顧客満足がアップ
　品目・品種、栽培方法、出荷先、販売方法すべては顧客を決めることから始まる
　結果的に収入が増加、経営が安定する

３．収入を倍増させる画期的な方法
　商品単価を１．５倍にすれば売り上げは２倍に
　ただ価格を上げるのではなく、農家が持つ様々な価値を上乗せしていく

４．価値とは何か
　農家が持つ３段階の価値基準
　多様な価値を創造し、掛け合わせる

５．実例紹介
　奇跡のリンゴ、戸邉米、ミガキイチゴ、5000円レンコン、風来など

６．締め

根拠・関連する活動歴

自分自身のこれまでの活動をとおしての実績から、まわりよりも栽培スキルが劣っていても経営を成り立たせることが可能であることを実感しています。
近年は、おもに非農家出身者に向けて新規就農に必要な情報をわかりやすく細かく丁寧に発信しており、
サイト　https://nouest.com
YouTube　https://www.youtube.com/channel/UC3OXmvFeeZbg7AzjJFoT8oA
にて一定の成果、評価を頂いています。