想定する対象者
・価格競争からの脱却を図る中小企業の経営者および経営幹部。
・オンリーワン、ナンバーワンの自社商品がない、知名度がないと悩む経営者および商品開発責任者。
・個人商店主、フリーランサー
提供する価値・伝えたい事
これまでのマーケティングは販促を中心に語られてきましたが、モノ余りの今、これにブランディングという概念を理解しないとお客さまから商品やサービスを選んで頂けない時代になりました。しかし、これまでブランディングは、大企業が多額の広告宣伝費をかけてつくるもので一般企業には縁のないものでした。
ところが、インターネットの登場でその状況は一変しました。
低予算でブランディングが可能な時代になりました。企業規模が小さな会社の方がブランディングが簡単な時代になりました。
しかし、世界で一番優れた商品やサービスであっても、その価値が伝わらなければ世の中に存在しないのと同じです。ブランドは時間経過と共にできるものではありません。品質の高さとブランドの認知度に相関関係はありません。
ブランドは「狙って」つくるものです。
本講座では、お客さまが数ある選択肢の中から「価格競争なし」で貴方の企業や商品、サービスを選ぶ理由をつくり出す方法を、わかりやすくお伝えいたします。
内 容
1.ブランドに対する勘違い
2.恋愛でブランディングを理解する
・「伝えたい」と「伝わらせたい」
3.独自の価値の見つけ方
・弱点や当たり前に価値が隠れている
・価値は見る人の心の中に生まれる
4.価値を高める方法
・チェンジする
・絞り込む
・冠を獲得する
・物語を語る
5.価値を伝える
・スマートフォン時代への対応
・マスコミを活用する
・価格で宣言する
6.価値を守る
ブランドとはロゴマークや高級品のことではありません。
ブランドとは競合する商品やサービスと区別するお客さまの「心の中に生まれた価値」であり、その価値を心に刻み込むためのコミュニケーション活動をブランディングと言います。
自分では気づけない隠れた価値を引き出し、インターネットやマスコミを活用して、広告宣伝費を抑えながらその魅力を効果的に伝えていくブランディングの手法について、具体的な事例を交えながらわかりやすい言葉で解説します。
参加者のモチベーションを高め、ブランディング実践のきっかけとなるような講演を心がけています。
根拠・関連する活動歴
1997年のインターネット黎明期からネットを活用した情報発信を行い、日経BESTshopオンラインショップ「総合3位、食品部門1位」や、日本オンラインショッピング大賞「最優秀中規模サイト賞」に選出されると共に、テレビの人気料理対決番組・どっちの料理ショーやNIKKEIプラス1等で日本一のハムと紹介され、地元ですら無名だった播州ハムを全国ブランドに押し上げることに成功。
また一方で、書写山圓教寺・宗次郎コンサートといった地域活性化イベント企画や、地元食文化の啓蒙活動など地域ブランドづくりも行ってきました。
2016年より、自身の実践を基に、マーケティング手法にブランディングの概念を加えた「アドバンテージマーケテイング」を提唱。コンサルティング活動を行っています。
講演実績:ふくい産業支援センター、柏崎商工会議所、大阪産業創造館、ひろしま産業振興機構、ひょうご産業活性化センター、国民生活金融公庫、中小企業大学校、青年会議所ほか多数(播州ハム時代含む)
業務外の講師への取次は対応しておりません。