想定する対象者
以下のいずれかに該当する企業・組織の、経営層・マネジメント層・実務者の皆さんを想定しています。
〇失敗・苦境からの再起・成功を目指す企業・組織
〇内部の慣習・常識を打破し仕事文化を変えたい企業・組織
〇トラブルや不測の事態へのリスク管理・危機管理を、宇宙開発から学びたい企業・組織
提供する価値・伝えたい事
■日米の宇宙開発は絶望的な失敗・苦境から立ち直りました。逆転・成功への転換点は、経営者の「常識破りの決断」と危機管理にありました。 その代表例が、次の事例①と②です。
①日本/JAXAロケット:H2連続失敗(1998、1999年)からH2A初号機成功(2001年)へ
②米国/NASAスペースシャトル:「コロンビア号」空中分解事故(2003年)から飛行再開(2005年)へ
■これら渦中の現場で苦闘し経営者の在り方を学び、のちに自らも「常識破り」を実践した講師が、自身の体験を基に、社会一般で活かせる知見を語ります。
■平時の備え、事態発生時・初動の基本、失敗・苦境からの立直りに必要なこと、常識を破ることで生まれる効果、説明責任、リスク管理・危機管理など、広範な視点からお伝えします。
内 容
逸話やビデオを交え、宇宙開発とは無縁の方々にも分かり易く説明します。
■ロケット打上げ時に行う「万が一への備え」とは何か。
■事例①:JAXAは失敗直後に何をしたか。どのように立ち直ったのか。どんな危機管理があったのか。
H2連続失敗直後の動きと徹底調査、H2A初号機成功を生んだJAXA経営トップの「常識破りの決断」
■事例②:NASAは事故直後に何をしたか。どのように立ち直ったのか。どんな危機管理があったのか。
「コロンビア号」事故直後の動きと徹底調査、飛行再開を成し遂げたNASA経営トップの「常識破りの決断」
■のちに経営者となった講師が「はやぶさ2」プロジェクトで行った「常識破りの決断」とは何か。
■一般社会で活かせること。
■まとめ(総括、質疑応答)
根拠・関連する活動歴
■講師は、題材①でも題材②(日米宇宙協力の重要局面)でも、当時渦中で奔走する立場にありました。
■これら題材の詳細は、拙著『現場の判断、経営の決断 宇宙開発に見るリスク対応』(日本経済新聞出版、2020年12月9日刊)にありますので、受講者の皆さんには講演前後に予習・復習いただけます。
【補足】これまで、政府会合、国際会議、学会、講演会などで講演・発表多数。また、NHK及び民放数局にてテレビ出演。
業務外の講師への取次は対応しておりません。