【優秀な人材ほど早く辞めるのは何故か】
~リテンション(定着率)を上げ、万が一の連鎖退職に備える手法~

松野尾 萌
まつのおもえる

人材・組織マネジメント

松野尾 萌
まつのおもえる

元経営者 早稲田大学大学院ビジネススクール非常勤講師 関東学院大学特任教授
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想定する対象者

経営層、マネジメント層、人事部門の方向け

提供する価値・伝えたい事

講師自身が30年以上の経営・マネジメント経験の中で、社員の離職・整理、人材育成に携わってきました。日本の社員はもちろん、海外の社員のマネジメントを手掛けてきております。その中で、重要な学びは、優秀な人ほど辞める動機が多く、一方で優秀な社員ほど会社の戦略や将来性を正確に見極めているということです。当たり前のことですが、会社が社員にとって魅力的である必要があり、将来像を見せないといけないことが大切です。特に優秀な人にはそれなりの難しいチャレンジを与える必要があり、単に給与面での処遇だけでは足りないという事です。一人一人に向き合うと共に、会社自体にいろいろなリテンションの為の仕組みを作っていく必要があります。

内 容

研修形式の場合はグループディスカッションなどを含めて議論する場を設けます。講演形式の場合でも極力双方向でのコミュニケーションができるように、聴講者に問いかける方法で進めてまいります。
1)近年の求人、求職動向とその背景にある少子高齢化による労働人口減少の現状を確認します。
2)優秀な人ほど辞めるという現実を、具体例を挙げて見ていきます。その中において会社が考えた離職の理由と退職者の本当の理由にギャップがある事をご紹介します。
3)米大手統計会社のデータを元に、社員のモチベーションを維持する必須10項目を紹介します。社員への目標設定など面談の中でそのままご利用できるポイント集です。
4)さらに優秀な人の場合、一般的なモチベーション維持方法だけでは効かないケースがよく見受けられます。どのような手法が必要かをご紹介します。同時に、社員に意識されずに離職可能性のある社員を特定するシステムの活用もご紹介します。
5)これらの定着率向上策を行なっても、やはり100%の成功率はありません。労働力の流動性が高くなっている今日、優秀な人は一定の割合で辞めていくと想定して、それがキッカケになって連鎖退職が起きる自体をどう避けるか、起きるリスクを予め見越した上でどのような準備が必要かをご説明して、研修・講演をまとめます。

根拠・関連する活動歴

商社、ソニー、ドイツの大手医薬・化学メーカー、米国石油化学メーカーで経営者、マネジメントとして社員確保、エンゲージメントの強化、人材育成とリテンションの向上に努めて参りました。成功を収めたことも、また少ないケースではありますが、思うような結果を残せなかったこともあります。これらの経験を最大限に生かしてご説明するとともに、専門の経営学に基づいた理論を実践的にご説明させていただきます。大手メーカー、ビジネススクールでの講義、研修でご評価を頂いております。

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