コロナに負けない!
アフターコロナ時代の「店長力」と「店舗力」

小松浩一
こまつひろかず

営業・販売・マーケティング

小松浩一
こまつひろかず

マーケティングコンサルタント ビジネスライター 中小企業診断士
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想定する対象者

①デジタル・オンライン化に加えて今回のコロナ問題で、これから店舗をどうしていこうかと悩んでいる人。
②テナント店長や個店の店主など、およそ「店長」と呼ばれる方、スタッフとして店舗を支える方や支援する方、
SV(スーパーバイザー)の方も含めて、店舗の課題解決と活性化に関わる全ての人を対象とします。

提供する価値・伝えたい事

◆先の見えない時代に追い打ちをかけるように、コロナ禍が人類に襲いかかりました。人も社会も仕事も大きく変わることが予想される中、こんな時こそこれまでの常識を根本から見直すチャンスです。新型コロナ問題は100年に一度の歴史の転換点ですが、それはデジタル化の浸透など、ある意味「見えていた未来」が一気に押し寄せたとも言えます。目先の問題をどう乗り越えるかとともに、アフターコロナ時代を見据えて、本腰を入れて商売を見直すこと、そのための方法をお伝えしたいです。

◆本セミナーでは、アフターコロナ時代の風景を”予知・予測”するとともに、「売上」を6つの角度から分解しなおすことを通じて、商売・ビジネスを1から組み立てなおす方法を学びます。「売上」とは単に「何が売れるか・売れないか」だけの問題ではなく、これを様々な観点からとらえることにより、次の商売が見えてくることを、何よりもお伝えしたいです。同時に店舗視察の方法、他の店舗をどうみるかという視点を加えて、自分の商売を見つめなおす方法を具体的にお伝えします。

内 容

1、状況認識:今ってどういう時代なの?  ~コロナ社会が一気に引き寄せた「未来」とは~
   ・人口減少、少子高齢、都市と地方格差、中心市街地問題・・
   ・世代間格差、ミレニアル世代、デジタル・IOT・AI
   ・コロナが一気に引き寄せた「未来社会」の風景と、これからのビジネス
   ・時代を変えた6つの小売・サービス業に共通すること
(セブンイレブン/無印良品/ユニクロ/イオングループ/スターバックス/ディズニーランド)
   ・未来を予測・予知するための方法・・情報の見方・とらえ方・読み方 

2、店長と店舗が持っている6つの「武器」を知る
     ~「売上」をいろんな角度からとらえてみると、やるべきことが見えてくる~
   ①ヒト:顧客人数×購買単価 / スタッフ数×販売金額  ➡誰が買ってるか?誰が売ってるか?
   ②モノ:商品単価×点数    ➡何が売れてるか? 
   ③バショ:坪単価×面積    ➡どの場所が、どの棚が、どのケースが、どのパイプが売れてるか?
   ④トキ:年・月・週・日・時・分  ➡いつが売れてるか?
   ⑤コト:キャンペーン売上×回数  ➡どの仕掛けが売れてるか?
   ⑥カネ(単位):企業・店・カテゴリー・棚  ➡どの単位が儲かってるか? 儲かるべきか?
   〇そしてもうひとつ・・・シゴトのカイゼン  ➡何をすると働きやすいか?

3、一生使える「考え方のフレーム」教えます
  ~迷ったらここに戻る、考え方の軸を持つだけでこれだけ違ってくる~
   ①仮説を立てる
   ②環境と自社(自店)を知る:SWOT・3C
   ③狙いを定める:コンセプト(STP)
   ④施策を展開する(4P)
   ⑤結果を評価して次につなげる

4、自分の商売にあてはめてみよう(個人ワーク・グループワーク)
  (ワークシートに記入、可能ならグループワークで発表・講評)

5、店長のための「使える店舗視察マニュアル」
  ~視察は、何かを「気づいて」自分の商売に「活かす」ため~
   ・“ぼーっと生きてんじゃねえよ”  →気づくかどうかは“自分ゴト化”次第
   ・同業種店から読み取ること、他業種の店から読み取ること   
   ・大規模店(百貨店、SCモール)、商店街の見方
   ・コンビニ、ドラッグストア、ホームセンターの見方、
   ・一般小売店の見方・飲食・サービス業の見方
   ・まちの見方、立地の見方、商圏の見方

根拠・関連する活動歴

◆36年に渡り、百貨店の営業&営業に近いところで活性化支援や課題解決を行ってきました。店舗の規模は大きくても、百貨店は小さな「商店」の集まりです。「お刺身盛り合わせ」から「ダイヤの指輪」まで、衣食住遊知・・あらゆる分野のショップの改革に取り組む中で、業種ごとのポイントとともに、共通する活性化手法に気づき、メソッド化しました。


◆百貨店の「ゼロからの立ち上げ~開業」に数店舗取り組み、店づくりの全てのプロセスに関与・精通しました。開発・建築・マーケティングから商品構成・店舗構成・ショップ構成、VMD、そしてそこで働く要員や運営のすべてが見えないと、店舗は作れません。そうした経験から見えたことがバックボーンにあります。


◆25年に渡る中小企業診断士としての活動で、中小企業・小規模店舗のスタンスや感覚を知り、単なる上からの「経営」だけではない、生業としての生き方に寄り添うことができるようになりました。もちろんビジネスとしてどうあるべきかを含めた、スタンスの転換も含めてお伝えします。


◆デジタル・WEB事業への取り組み経験から、5G時代を見据えたデジタル社会がどんな風景になるのか、それがコロナによってどのように実現するのか(しないのか)、未来予測の観点を得ることができました。百貨店営業本部での多様な企画、改革の経験も踏まえて、お役に立てれば幸いです。


◆本テーマに関わる拙著として、次の2冊を執筆しました。
『バカ売れ店長の仕事の秘密』 『日本を変えた流通企業がやってきたこと』(ともに ぱる出版)

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