想定する対象者
国内・国外にはいろんなお店があるけど、時間とお金がなくて見に行けない!という方必見。
確かに実際に街や店を見るのは参考になりますが、どんな視点で、何を見て、それを自分のビジネスにどう活かすのかという方法論(作法)を知っていないと、いくら見ても「気分転換」以上の効果はありません。
この講演は、息詰まる現状を打破するために、世の中のミセやマチを参考にして自分の店や商売を改革したい、他店の成功例から何かヒントを得たい、という方をターゲットにしています。
最新の商業・サービス施設の事例や傾向を知りたい、という方、まちあるきやエリアマーケティングに興味がある方も対象です。
提供する価値・伝えたい事
◆店の見方、視点
スーパーの牛肉コーナーに並ぶ商品の価格から地域と店舗のグレードを読む、生菓子と焼き菓子のバランスから店舗の客数を読む、など、店舗は顧客と地域を移す鏡です。業種業態別に、店舗の見方やチェックポイントをお伝えします。
◆街や立地の見方、視点
駅の乗降客から町の力を読む、駅ビルや商店街の作られ方・幹線道路とロードサイト商圏から人の流れを読む、住宅地の様子や車から地域のグレードを読む・・目に移るすべての情報を、知恵に変えるための「見方」のノウハウをお伝えします。商業・サービス業だけでなく、公共サービスや高齢者施設、学校、病院なども含めて、幅広い視点と基礎知識がポイントです。
◆最新(過去5年間)の商業施設の事例と傾向
全国~関東圏を中心に、大型商業開発の例や「ここはみておきたい」という店舗・SC・商業集積の事例と傾向をお伝えします。
内 容
0、最新・最強の商業施設50選
・国内の最近の商業施設を厳選してご紹介します。
1、マチをみる、ヒトをみる、ミセをみる
・考現学という世界
・目の前にみえるモノ・コトから“洞察”する
・マチをみる・ヒトをみる・ミセをみる
2、マチの見方・・タウンウオッチングの作法
・人口・立地・駅の乗降客数・・わかることはわかっておく
・どういう人が、何をやっていきているマチなのか
・コンビニの立地判定手法に学ぶ
3、業種別「ミセの見方」チェックポイント
・牛肉の価格帯・生菓子の陳列量・雑誌の最新刊の数・・ミセの力は顧客の力
・図書館の蔵書や書店の品ぞろえは地域の知的水準やライフスタイルの反映
・大型店・モール・チェーン店の見方・・街と人の流れ、全体構成、ゾーニング、個店の商売
・物販店・サービス業・地域系・公共サービス・学校・医療機関・・業種別施設の何を読む?
4、店舗視察の「作法」と活かし方
・立場・・ユーザーの立場、プレイヤーの立場 =当事者の視点
・視点・・ミセの構成をみる、ヒトをみる、スタッフをみる、商品をみる、取り組みを見る
5、最新商業施設事例とその傾向
・大型開発・SC等
・その他、中小型、非商業施設など
根拠・関連する活動歴
「百貨店の店づくり」をきっかけに、30年以上にわたり国内・関東圏を中心に、多くのまち・店舗・SC・商店街を見てきました。最新店舗は常にチェックし、視察しています。
店舗や商業の視察ツアーは様々なところで企画されていますが、業種・業態ごとの特性を踏まえて、まち・商圏・立地から、品揃え・アイテム・サービスまで、また非商業・公共サービスを含めて一貫して見ていく手法に特徴があります。商業ビルが商業だけでは埋まらずに非商業を取り込んで構成することが増えている昨今、新たな視点でマチとミセを見ていくことはとても重要です。
業務外の講師への取次は対応しておりません。