想定する対象者
①施設系・在宅系を問わず、介護事業を展開されていて、課題を抱えている事業者の方
~スタッフが集まらない、収益が安定しない、今後の展開に悩んでいる 等々~
②介護事業にこれから新規参入を考えている方
③介護事業所の中堅スタッフ研修のカリキュラムとして
提供する価値・伝えたい事
団塊世代全員が後期高齢者となる2025年を前に、介護保険施行から20年が経過した中でこれまでの変遷を振り返り、業界の成り立ちと変化、そしてこれからの展望を共有します。
その上で、介護事業の特性を踏まえて自社や自施設・サービスの課題を明らかにして、今後のあり方を考えていくための道筋をお伝えします。
内 容
1、介護保険とは何だったのか? そもそも何なのか? を知っておきましょう
・福祉ということ、介護ということ・・『恍惚の人』から50年
・社会福祉基礎構造改革から地域包括ケアまで・・介護保険制度の変遷と20年の経緯
・ケアとは何か?
2、介護事業という「業界」の変遷と現在
・介護業界・・疑似市場の形成を振り返る
・M&Aの経緯と現在
3、介護事業経営には特有の「経営センス」が必要です~介護が普通のビジネスになるために~
・社会事業というセンス ・福祉というセンス ・サービス・ホスピタリティというセンス
・人材活用のセンス ・地域というセンス
・介護事業のマーケティングとは
4、介護事業のポイントをわかって「経営」しましょう
・人材:確保・採用・育成・配置・評価・処遇・外国人・中途・・厳しい人材確保を乗り越える秘訣は?
・財務:いくら稼げればやっていけるか? 経費削減のポイントは?
・施設・設備・備品:ハードとソフトは一体です
5、介護事業のリスクマネジメント~想像力がすべて~
・介護事業でこそ留意すべきリスクとその対応
・震災・災害から新型コロナまで・・日頃から何を予測し、どう対処すべきか
・リスクマネジメント=想像力
6、介護と人生、介護と生き方・・人の命をあずかる仕事の意味を考えましょう
・介護と認知症
・介護と看取り
根拠・関連する活動歴
◆中小企業診断士としての活動(研究会・施設見学)および、介護保施行時以来、継続してきた書籍の執筆・取材・セミナー等での情報収集活動がベースとなっています。2000年の介護保険施行時には、「福祉ビジネス」という新たなコンセプトを初めて社会に問いかけ、各地の商工会議所等での講演会を含めて大きな反響を呼びました。
施行以来20年間の業界の変遷と成り立ちを踏まえ、「福祉」と「ビジネス」の両面から、介護・福祉事業がまっとうなビジネスとして成り立つためにはどうあるべきか、実践的に取り組んでいます。
◆本講演に関連した、以下の書籍(拙著)があります
『福祉ビジネス 見えてきた巨大マーケット』(共著)日本評論社
『介護ビジネス必勝法』(共著)同
『NPO法人で行こう』(共著)筒井書房
『介護とビジネスのアクセスポイント』さんが出版
『ホームヘルパー1級 資格の取り方』ぱる出版
『グループホームをはじめよう』ぱる出版
『デイサービスのつくり方』ぱる出版
『これで失敗しない! 介護事業の経営・運営ノウハウ』(共著)同友館(近刊予定)
業務外の講師への取次は対応しておりません。