想定する対象者
経営層から中間管理職の方まで、ダイバーシティの推進により組織を強化されたいとお考えの方に向けて、対象の方に合わせた内容でお届けします。
提供する価値・伝えたい事
今や企業発展のための必要条件となっているダイバーシティだが、その推進には多くの課題が存在する。
特に多くの誤解が存在している女性活躍推進について、経営者と女性の双方の視点から、自身の経験を交えて、誤解と課題の解決のヒントを10のキーワードにまとめて解説します。
内 容
女性活躍推進の位置づけ・認識について
1. 女性活躍推進はダイバーシティのワンステップ:
必要なのは、“女性”の活躍を推進する事ではなく、やる気と能力のあるすべての人の活躍を推進する事
2. ダイバーシティの推進は企業の義務ではなく、発展のための必要条件:
1985年の「男女雇用均等法」(=法の下の平等 / 男女差別撤廃)時代とは、全く異なる社会環境
3. めざすのは“結果”の平等ではない、本当の目標 = 機会の均等と評価の公平:
数値目標は、その“評価軸”
(ア) 無意識の差別・先入観<ガラスの天井>
(イ) 守るつもりの機会損失<マミートラック>
(ウ) 長時間労働の評価<日本経済の“不都合な真実”>
(エ) 受ける側にもあるアンコンシャス・バイアス
DiversityからD&I、そしてDE&Iへ
女性活躍推進の障壁となる女性自身の意識について
4. 女性の“NO”は“NO”ではない(かもしれない)!!??: まずNOという女性の傾向について
5. 専門職は匠、管理職は普通の人: リーダーポジションを、高すぎるハードルと考える傾向について
6. ステレオタイプはダイバーシティ推進の大きなリスク: 何故女性はそんなに自信がないのだろう?
―ある考察と、そこから浮き彫りになる大きなリスクについて
7. ライフとワークは両方とも楽しむ: 上司も両立は困難、と最初から決めつけている事がある
8. 男性も女性も選択肢を持つダイバーシティ: 女性活躍推進=男性の育児・家事分担、ではない
9. 仕事の筋トレをしてみよう!: 働きやすさだけではく、働きがいの提供を
10. 新しい景色を見る: 管理職になる事の魅力を伝え、能力を引き出す
最後に、
ダイバーシティ/女性活躍推進は、企業が“義務”と考え、女性が“権利”だと思っている間は、進まない:
企業のメリットを創出する責任意識を持った取り組みが、相互のメリットを実現
根拠・関連する活動歴
社団法人日本ケーブルテレビ連盟において、ダイバーシティ推進タスクチームにコンサルティングメンバーとして招聘され3年間所属。主に女性活躍推進をテーマに、全国各地で連盟主催の講演会を行っている他、横浜市、熊本県などの地方自治体や、日本経済新聞社などの媒体社、企業が主催する経営者向けのイベント等からも依頼を受け、講演を行っている。
【講演歴】
・ロータリークラブ 卓話(2023年)
・ナブコシステム株式会社 経営パートナー懇話会(2023年)
・横浜市政策局 女性トップマネジメント養成セミナー(2022年)
・熊本県立大学 キャリアプログラム(2022年)
・日本ケーブルテレビ連盟 ダイバーシティ・ワークショップ (2022年~2023年)
・熊本県経営者協会 女性経営参画塾 (2020年)
・熊本県 女性活躍サミット2020 Higo ROCKa (2020年)
・日本経済新聞社 大分経営者懇話会 (2018年)
・日本ケーブルテレビ連盟 九州支部 トップセミナー (2018年)
・日本ケーブルテレビ連盟 ダイバーシティ・ワークショップ (2017年~2019年)
他
業務外の講師への取次は対応しておりません。