想定する対象者
主に、中小企業経営者、幹部・管理職社員、企業の人事・労務管理担当者、管理部門の社員
賃金カットや人件費削減、業績・生産性の向上を考えている経営者
提供する価値・伝えたい事
現在、社会保険労務士として、研修講師として、登壇をする機会も多い私ですが、前職は、家業の中小零細企業(書店・教育用品販売業・不動産賃貸管理業ほか)の経営者でした。人事労務管理はもちろんのこと、何から何まで、ほぼ1年365日休みなく、一日中、店舗につめておりました。この労務経験が、現在の社会保険労務士の業務に活きているのも事実ではあります。
この家業の原点は、大正12年創業の商店(衣類、日用品・文房具・書籍を始めとする雑貨販売取扱い)です。
私自身、理系の大学を卒業して、大企業(研究職)に籍を置いたこともありますが、大企業の福利厚生・人事等と比べ、毎日のように、ギャップの大きさを感じて生活をしておりました。
零細企業の経営者として、いろいろな職種の中小零細企業の経営者の「鬼気迫る苦悩」に接してきました。いつの日か微力ながらも役に立てないかと思い、勉強し、社会保険労務士資格を取得しました。
そして、零細企業を廃業(事実上は、休業扱い)する決意をしました。この廃業にあたって、崖っぷちの経営状況、泥沼化しても経営継続か、倒産するか回避するか、家族の生活、債権者、銀行の対応・・・など、廃業に至るまでの思いを伝えることで、似たような状況下の中小企業の対応方法の参考になればという思いで、講演テーマの一つとして掲載、これまでもお話をしてきました。
労働基準監督署での12年間に渡る10,000件超の労働相談実績を踏まえた「労務関連」のテーマと、一線を画すテーマでありますが、廃業か、泥沼化しても経営継続かで揺れ動く経営者の皆様の参考になればとの思いです。是非、ご検討下さい。
内 容
⒈ 金融機関も倒産ラッシュに身構えている
⒉ 崖っぷちの中小企業、特に、小売業
・amazonや楽天に勝てる訳がない
⒊ 倒産で迷惑が・・・。
・債権者、家族、そして、自分自身
⒋ 上手に倒産すれば、再チャレンジ、再起も夢ではない
⒌ 廃業して天国、倒産して地獄
⑴ 廃業は倒産の2倍 ~「つぶれた」の噂は気にしない!~
⑵ 泥沼化の前に、再起を検討すれば好転も
⑶ 何で再起を図るか?業種は?自分に何ができるか?
⑷ 今からでも可能か、年齢は?
・保険金も、年金も運転資金につぎ込み、廃業すらできずに倒産!?
⒍ 廃業について、正しく理解、認識する ~正しい廃業の手順~
⑴ 会社にあった「たたみ方」は廃業だけじゃない
⑵ 借金があっても、事業承継の道も
⒎ なかなか廃業をさせてくれない銀行との付き合い方
~お金を融資している銀行はここを見ている~
⑴ 不良債権が潜む売掛金と在庫
⑵ 帳簿なんて信じていない、数年後には転勤じゃ
⑶ 税理士が会社を食いつぶす
⒏ 「あの時、こうしていればよかった」は、後の祭り! など
業務外の講師への取次は対応しておりません。