【初任者育成(・教職員の原点)】
子どもから学ぶとは
~いつまでも成長できる教職員に~

橋本巧一
はしもとこういち

教育・青少年育成

橋本巧一
はしもとこういち

教育アドバイザー 元 小学校校長
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想定する対象者

教職員(とりわけ若い教職員)、人権研究団体、教育委員会

提供する価値・伝えたい事

理想の教師像を持ち、憧れの教育現場に立ったものの、子どもへの熱い思いも空回り。いつしか、「あなたのことを思って・・・」の言葉と思いが、(先生の都合にいいように)と、見透かされていませんか?授業をこなす、対応に追われる、義務的な仕事になっていませんか?

子どもとの信頼関係は、教員の目線ではなく、子どもの目線と気持ちから、固く閉ざした心を開くところから、出発しなければなりません。
子どもではなく、教員自身が変わり成長することが問われているのです。

同じように悩んでいる同僚や先輩の存在を知るだけでも、落ち込んでいた気持ちから、前向きに歩み出せることもある。「私だけじゃない!」その気持ちが、前向きに新しい成長の道を探る出発になります。

内 容

私自身の生い立ち(荒れた子ども時代)から、誰より子どもの気持ちがわかる教員になれると、意気込んで教室に立った新任時代。すぐに、その自信もくずれ、意気込みも熱意も、冷たく重い義務感で向き合い、子どもとの溝を感じた日々について。

保護者の問題提起から、揺れる子どもに、何度も何度も跳ね返されても、子どもの気持ちにこだわったある日、その子が本当の生活や願い、仲間への熱い思いを、涙ながらにポツリポツリと心を開き始めた。

つっぱり、頑な姿の裏にあった、けなげな子どもの姿に、心から愛おしく思え、「子どもに教える・子どもは教えられる」立場から、子どもを一人の人間として、子どもに学ぼうと本当に思えた日。

初任者や経験の浅い教職員が、悩みや質問を出しやすい場、若い教職員のつながりをどうつくるのか、様々な事例を紹介します。

参加者の皆さんとの、質疑も交えながら、どうしたら子どもが心を開くのか、子どもと信頼関係を築けるのか、一緒に考えていきます。

根拠・関連する活動歴

・松原市立布忍小学校に教諭として14年勤務。
 大阪府同和教育研究協議会事務局指導員(略称:大同教、後の大人教)(3年)
 大阪府教育センター指導主事(3年)
 松原市教育委員会指導主事(3年)
 松原市立天美西小学校教頭(1年)
 松原市教育委員会(7年、参事・課長・次長・部長を歴任)
 松原市立天美小学校長(3年)
 大同教での勤務以降、初任者・若手教職員の育成を中心課題として仕事に当たる。

・大阪府人権教育協議会で毎月発行の大同教つうしんの編集に関わる。初任者大量採用時 代を迎え、毎月、各ブロックから若手教職員の悩みや願い、奮闘を綴った若手の「声」 の欄を新設。新年特集号には、各ブロックの「声」の投稿者が集った座談会「若手語る」 を企画・発信。

・今では、大阪府下の各地の実践交流会で当たり前になった、若手が自らの実践や悩みを 報告し、語り合う「人権教育との出会い」分科会を、大人教・南河内大会より始める。

・松原市教育委員会では、予算マイナスシーリングの中で、交流を中心とする初任者の宿 泊研修を企画・実施。

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