想定する対象者
●福祉関係者
●保育関係者
●教育関係者
●図書館関係者
提供する価値・伝えたい事
●障害者の生きづらさ、人権
●想像力とコミュニケーションが生きやすい社会を作る
●絵本から学ぶコミュニケーション
●小さな親切をつなぐ意義
内 容
【1】 進行性の目の病気から全盲になった和歌山県市職員の男性・山崎浩敬(やまさきひろたか)さんの通勤を地元の小学生たちが10年以上にもわたってサポートした実話を絵本化した自著『バスが来ましたよ』(文 由美村嬉々/絵 松本春野/アリス館)の読み聞かせ。(プロジェクター使用)
【絵本内容】
全盲ゆえの不安に満ちたバス通勤。「バスが来ましたよ」という小さな子どもの声はやがて、次々と受け継がれ…。小さなひとこと、小さな手。でも、それは多くの人の心を動かした。小さな親切の物語。
【2】 一人の女の子が全盲の山崎さんに声をかけ、バスの乗降を介助したことをきっかけに、それまで傍観者だった人々の行動も変わっていった実話の紹介。
【3】 山崎さんと子どもたちのエピソードから想像力とコミュニケーションの大切さを考える。
全盲の山崎さんがそもそも絵を見ることができないのに、なぜ「絵本化」だったのか…それは絵本は一人で読むだけではなく、他者と読めるコミュニケーションツールだったから。
絵本の持つ想像力とコミュニケーションツールとしてのポテンシャルについての話
【4】 ワークショップ
●一人が目隠しをし、もう一人は背中に手を当てる(触覚)
●目隠しをしている人に、声をかける(聴覚)
●上記を交互に体験し、イメージした色や形を画用紙に描いていく(視覚)
●描いた絵を隣の人と交換し、絵に音や言葉をつける
【5】 山崎さんの取材を通し、また絵本制作から見えてきた希望。
バスの車内のように、自分達の身近な小さな社会から世界は変えていける。
根拠・関連する活動歴
●絵本『バスが来ましたよ』(文 由美村嬉々/絵 松本春野/アリス館)出版
http://www.alicekan.com/books/post_268.html
https://www3.nhk.or.jp/lnews/wakayama/20220627/2040011816.html
●『バスが来ましたよ』原画展 in 和歌山市民図書館
https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20220723/2000064122.html
●和歌山大学教育学部附属小学校にてトーク
●NHK和歌山に複数回出演
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220411/k10013576641000.html
●読売新聞で複数回取り上げられています
https://www.yomiuri.co.jp/national/20210126-OYT1T50099/
●その他の新聞ラジオテレビ等にも取材をお受けしたり出演しております
http://harunomatsumoto.com/2022/06/2474/
業務外の講師への取次は対応しておりません。