想定する対象者
国土や都市の計画・開発に関わられている官公庁、地方自治体、企業、設計者、経営者、リーダー層など
提供する価値・伝えたい事
SDGsというスローガンとそれに対する対策がだんだんと浸透してきましたが、日本は縄文時代から1万年以上続き、資源や命、自然環境なども高度に循環させてきた国であり、SDGsを数千年も前から先取りしてきた国でもあります。
そうした先人の営みは建築や都市、国土のつくられ方に反映され、その結果、懐かしいと感じる日本の農村部の景観や古民家、伝統建築などができあがっています。
先人の営みを現代のSDGsと照らし合わせて、どのような共通点、生かせる点があるのか、それらを現代に応用して、どのような都市や国土をつくることができるのかをお話いたします。
内 容
日本の古代からの国づくりや社会、都市、建築などからSDGsの各項目に当てはまる点について、具体的な例を示しながらお話いたします。また、それらが現代の環境や状況、ニーズに合わせて、どのように生かすことができるか、応用することができるか、私のこれまでの研究を基にお話いたします。
根拠・関連する活動歴
私は東京大学やミュンヘン工科大学などで、大学院時代から持続可能な未来の建築や都市の研究を行ってきました。また、持続可能なエネルギー源として世界中から注目を集め、各国で研究開発が進められている核融合エネルギーの国際プロジェクトのプロジェクトマネジメントの仕事も行ってきました。その後は、茅葺きや伝統建築、古代の都造営などを中心にして、地球環境と共生してきた先人の営みや智慧、建築や都市の技術なども研究を行ってきました。
それらの研究を生かした教育研修プログラムでは、株式会社クボタのグローバルリーダーをはじめ、国内外の企業経営者、専門家、研究者、アーティスト、伝統文化関係者、旅行社、社会人塾、官公庁勤務者、大学、団体など、合計450名以上に対して、講演や研修を行ってきました。
研究活動については、NHK WORLDやBBCなどの世界的なメディアに取り上げられ、それぞれ2021年、2023年に世界放送されました。
今後は世界トップクラスの大学で気候変動対策の建築都市の研究開発を行っていく予定です。
業務外の講師への取次は対応しておりません。