提供する価値・伝えたい事
天気に焦点を当てた今までにない新しい絵画鑑賞を提案する講演。アート初心者はもちろん、これまで様々な絵画鑑賞を楽しんできた方も新たな視点で楽しめます。フェルメールの風景画の降水確率は?ゴッホが影響された悪魔の風とは。北斎と広重の空の比較などを通して、画家たちの視点や背景にある時代や地域の気候をご紹介します。
内 容
◎降水確率が分かる?! フェルメール《デルフト眺望》
ヨハネス・フェルメールは、現存する風景画が2点だけあります。降水確率や季節を読み解く他、フェルメールが仕掛けた工夫からは、当時の気候などとの関係も浮かび上がってきます。
◎悪魔の風が描かせた ゴッホ《星月夜》
フランス南部に吹く地域特有の風。ゴッホは悪魔の風といい絵画表現にも影響を及ぼしたと考えられます。ゴッホが憧れた日本との気象の共通点にも迫ります。
◎北斎vs広重 《冨嶽三十六景》と《東海道五十三次》
葛飾北斎と歌川広重は天気をつぶさに観察し、表現に工夫を凝らしてきました。日本の気候があったからこそ生まれた浮世絵の面白みを様々な面から味わいます。
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