想定する対象者
企業や団体のビジネスパーソン全般
提供する価値・伝えたい事
脳トレなど個人の能力開発とは一味ちがう「社会常識思考」の訓練プログラム。断定的言い方の危険性など敬語以外の社会常識的な話し方や、仕事を円滑に進めるための「定義」の重要性などについて,問題演習をしながら学ぶ。
内 容
1.「定義」の使い手になろう
・気分的な言葉は共通認識の敵(共通認識と共感の区別方法など)
・定義は仕事の原点(定義による伝達,定義を利用したアイデア開発など)
・含意を警戒する(含意の理解法,戦略的言い換え法など)
2.「程度」の使い手になろう
・極端な修飾語を使う愚かさ(一定の留保の必要性など)
・断定思考の傲慢さに注意(断定を弱める方法事例思考法など)
・あいまいさの限度をわきまえる(「ほど」を意識した意見提示法など)
3.「視点」の使い手になろう
・状況の多様性への配慮(「現状拘束」を離れる三つの視点の習得など)
・人的要因にふりまわされない(要因分析の落とし穴を見極める など)
・大きな要因にも目を向ける(うがった見方からの脱却など)
4.「分類」の使い手になろう
・シンプルすぎる分類は愚かさを表す(カテゴリーの作り方など)
・ボックス思考よりもスケール思考(二分法からの脱却など)
・分類のテクニック(星を使う方法や十字型分類など)
5.「総括」の使い手になろう
・時を見る(工程表の作り方 タイミングの図り方など)
・総合的に考える(分けたものを再統合する手法など)
・直観的総合力(ポイントを突く方法など)
*1~5の内容を、要点だけであれば90分1回研修も可能
*問題演習などを入れた60分5回までのあいだで要望に応じて研修
根拠・関連する活動歴
著書に『できる大人はこう考える』(ちくま新書)がある。
業務外の講師への取次は対応しておりません。