想定する対象者
教育講演会
一般の方々
福祉コンサート
PTA研修会など
提供する価値・伝えたい事
東北地方太平洋沖地震にて被災された皆さまに心からお見舞い申し上げますとともに、犠牲になられた方々のご遺族の皆さまに謹んでお悔やみ申し上げます。
2011年3月11日14時46分。皆さまは何をされていたでしょうか?
私たちは和歌山の小学校でコンサートをしていました。幸いにも地震による揺れをまったく感じることなく楽しく終了し、その後自宅に戻る車中で地震のことを知りました。トンネルの中の電光掲示板に「津波警報」という文字が点滅し、何だろうと思っているうちに携帯電話が鳴り始めました。電話に出てもすぐに切れてしまい、こちらからかけても繋がりません。不安はどんどん大きくなり高速道路のサービスエリアでテレビを見て驚きました。全身が総毛立つというのでしょうか、今、起こっていることがなかなか理解できませんでした。そして悲惨な状況を見るうちに思い出してきたのは16年前の阪神大震災の記憶。また未来が見えなくなった・・と思いました。
思えば今までに何度も未来が見えなくなりました。21歳でクローン病を発病したとき、フランス留学にドクターストップがかかったとき、緊急手術になり命の保証はないと言われたとき、演奏家の夢をあきらめたとき・・そして、阪神大震災。何もかもが失われ、本当に「絶望」の意味を知ったとき、私だけでなく多くの人が未来を見失いました。16年経った今、神戸の人たちは言います。あの頃は生きることに必死だったと。年々悲しみが増してくると。
それでも「明日」がやってきます。
どんなにつらくても苦しくても「明日」がやってきます。
それが「生きている」ということです。
私たちエスペランサのトークコンサートをお聞きいただく中で、皆さま自身の今ある幸せをたくさん感じていただき、未来に進むエネルギーになることを願います。
内 容
内容 :
★トークコンサート(90分)
フルート・オカリナ(さくらいりょうこ)
ベース・アレンジ(奥田勝彦)
★進行例(曲目・内容は地域や対象者により変更する場合がございます)
1.エトピリカ
2011年3月11日14時46分
あなたは何をなさっていましたか?
津波警報と携帯電話
緊急速報を見て思い出す16年前の記憶
2.G線上のアリア
16年前のあの日のこと
生きているのが不思議
10円玉の思い出
3.ふるさとメドレー
おぼろ月夜
孤立した人工島
病院に行けなくて
薬の不安
今回の震災のニュースから(人工呼吸器の話)
4.たしかなこと
災害派遣医療へ行く人たちのこと
すごい人たちがたくさんいる
私にできることって?
5.IMAGINE
神様はその人に乗り越えられない試練は与えないっていうけれど
どんなに辛くても苦しくても明日は必ずやってくる
それが生きるということ
6.夜空ノムコウ
乗り越えたとき、みんな大切なことに気づく
あたりまえの中に埋もれてしまっていた「ふつう」の幸せに
小さな幸せと大きな幸せ
7.上を向いて歩こう
16年経った神戸の人たちの気持ち
乗り越えられない試練を乗り越える秘訣
8.ありがとう
業務外の講師への取次は対応しておりません。