想定する対象者

生命保険業界の皆様（表彰式での講演会等）
ＪＡ女性の会、家の光大会（文化、生涯学習等）
　２１歳で厚生労働省指定難病「クローン病」を発病し、フルートの演奏家への夢を断たれ、生きる希望を失くしてしまいました。未来が見えない闇の中で考えたことは「なぜ生きているのだろう」ということでした。
　そんな私が、今、またフルートを演奏し、毎日のように夢を追いかけています。こんなに幸せになれるなんて、あの頃の私には全く想像できませんでした。
　時には優しく、時には厳しくかけられた数々の励ましの言葉が、私に生きる幸せを教えてくれました。ひとつひとつの出逢いを大切に生きることで、毎日が輝きはじめます。
　私は今、心から生きていてよかったと思います。そして、こう思えることこそが、最高の幸せだということに気づきました。

提供する価値・伝えたい事

馴染みのある曲を聞きながら、思い出の世界に浸りませんか？
　音楽が持つ力はたくさんあります。中でも思い出を思い出す力は、一瞬にして過去のできごとを思い出させてくれます。忙しい日常を離れてのひととき、自分のことだけを見つめてください。辛かったこと、苦しかったこと・・いろいろ思い出すかもしれませんが、そのたびに乗り越えてきた自分がいます。がんばった自分がとても愛おしく感じることと思います。そして、その自分のまわりにはたくさんの出逢いがあったはずです。ひとつひとつの出逢いは、きっと必然の出逢いです。だって、全世界の人口は69億人もいるのですよ。その中のたったひとつの出逢いですから。

内　容

★トークコンサート（９０分）
フルート・オカリナ（さくらいりょうこ）
ベース・アレンジ（奥田勝彦）

【進行例】（曲目、内容は地域や対象者により変わることがあります）
１.エトピリカ
３０年前を思い出してみましょう。
２.いとしのエリー
たくさんの出逢いと一番大切な出逢い
３.めぐり逢い
７０億分の１の出逢い、それは運命の出逢い
４.また君に恋してる
私が出会ってきた人と、励ましの言葉
５.言葉にできない
ある日見つけた小さな幸せ
６.ふるさとメドレー
二つ目の難病と、折れそうな心
勇気をくれた夫の言葉
７.おぼろ月夜
愛と言う名の奇跡
生きていてよかった
ひとつひとつの出逢いを大切に
８.出逢い

★講演＋コンサート
【講演】（４５分）
小さいころの私は何もできない子どもでした。運動もだめ、勉強もだめ。でも、ひとつだけ人より上手にできることがありました。それは笛を吹くこと。それが今でも私を支えてくれています。少しだけ上手にできることは、私に自信を持たせてくれました。そしてその自信は夢の実現への力となっていきました。
　
まさか自分が病気になるなんて。
　原因がわからない、治療法がない病気。一生治らない、でも死ぬことのない病気。
　２１歳の私には「死ぬことはない」という意味がわかりませんでした。
ひとつ階段を踏み外すと、何もかも思うようにいきません。
病気になんか負けないぞと、病気と戦って（闘うではなく）しまいました。
そして、戦い続けた結果、私はがんばる力と、夢と希望を失くしてしまいました。
眠れない日々、睡眠薬、安定剤を飲む日々。
未来が見えない私はひとりぼっちだと思っていました。

絶望から幸せになってくる過程、社会復帰を目指した頃の経験から、病気にならなければ気づかなかったであろう、身近な支え、ふつうに生きる幸せ、たくさんの「気づき」を伝えます。

【コンサート】（４５分）
フルート・オカリナ（さくらいりょうこ）
ベース・アレンジ（奥田勝彦）

心に染み入る、馴染み深い曲を数曲演奏します。
日ごろお忙しい皆さんに、ホっとするひとときを過ごしていただければ幸いです。

（曲目例・・対象者、季節などに合わせて毎回選曲します）
放課後の音楽室／ありがとう／ＹＥＳＴＥＲＤＡＹ ＯＮＣＥ ＭＯＲＥ／Ｇ線上のアリア
たしかなこと　等