狂言鑑賞教室

茂山千五郎家
しげやませんごろうけ

文化・教養

茂山千五郎家
しげやませんごろうけ

大蔵流狂言師
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想定する対象者

小学生、中学生、高校生
保護者
教職員

提供する価値・伝えたい事

「お豆腐のような狂言」をモットーに、狂言の楽しさ・面白さを広めるため、全国の小・中学校、高等学校へ出かけ、あるいは、修学旅行で京都へ来られた時、京都の「狂言」をご覧いただいております。

茂山千五郎家では明治時代後期から、狂言の普及・発展を目的として、全国の学校で『狂言鑑賞教室』を実施してまいりました。戦後、欧米文化一色であった国内において、いち早く日本の笑いの文化を学校ヘ発信したのも茂山家です。
国語や社会に登場する「狂言」を、単に【日本文化・文学】のひとつとして学習するのではなく、室町から平成まで息づく真の日本文化を、直に観て、感じていただくことが大切だと考えています。
狂言は日本演劇の源でもあり、室町時代の吉本新喜劇とも例えられる、現在でも躍動感あふれる演劇です。

内 容

<演目例> 
○棒縛り(ぼうしばり) 海外公演でも、必ず上演される狂言の代表作
主人の留守に酒を盗み飲む二人の召使い。今日はしっかり戒められてしまいます。
不自由な格好の二人は酒にありつこうと四苦八苦。

○濯ぎ川(すすぎがわ) 新作狂言では上演回数ダントツNO.1 フランスの喜劇をもとに作られた作品
うだつの上がらない亭主は、今日も嫁と姑にこき使われます。男の面子を守るため反撃にでますが。
生徒さんは笑い、先生方は身につまされる・・・そんな作品です。

○附子(ぶす) 一休さんの頓智ばなしの狂言版
主人に猛毒の「附子」に近づくなといわれて、留守を預かる太郎冠者と次郎冠者、猛毒「砂糖」をたいらげてしまった
二人の言い訳がお楽しみ。スリルとテンポのある展開に会場ではいつも笑いの渦が絶えません。

○柿山伏(かきやまぶし) 想像力をかきたてる、中学一番人気の狂言
さて、旅の途中で腹の減った山伏は、他人の柿をちょっと失敬。
ところが・・・柿畑の主に見つかってしまいます。

○蝸牛(かぎゅう) 蝸牛とはかたつむりのこと。
そのかたつむりと山伏を間違う太郎冠者の失敗談。狂言のなかにある(取り違い物)の定番です。

*対象年齢、公演時間やご要望に応じて、2~3演目を上演します。

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