人権啓発ひとり芝居 『穢れて候、清めて候』
~差別の根底に流れる慣習・悪習~

露のききょう
つゆのききょう

人権・平和

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つゆのききょう

俳優
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提供する価値・伝えたい事

この世の中、差別意識はかなり薄れてきたかのようですけれど、女性に対する昔ながらの穢れ差別や偏見、病気(ハンセン病やエイズなど)への無理解・偏見、障害を持つ人たちに対するいわれなき穢れ差別など、永い歴史を経て今日まで根深く残っています。ひとことで「差別意識は間違っている。」と片づくものではなく、かといって「人間の意識なんだから仕方がない」では何の進歩もありません。露のききょう演じる小町ママと一緒に、差別のない明るい社会について考えてみませんか。

内 容

◎露のききょうが一人三役を演じます。
◎芝居の中で映像を映しますので、映写機材一式が必要になります。
◎上演時間は55分です。ご要望に応じて、芝居終演後に日本舞踊を楽しんでいただくことも可能です。
【あらすじ】
大阪 南の路地の奥に「小町」という焼鳥屋があります。そこのママが世話好きで親切で客の愚痴を嫌がらずに何でも聞いてくれる気のいい女性。物知りでもあって、「北陸の民話によれば、昔は人の名前にも差別があった。」という話を落もどきに話してくれたり、旅の雲水さんと穢れ談義を交わしたりもするのでした。
そこへ馴染みの女性記者からの電話が・・・。
「祭りの取材を申し入れたら、女が立ち入ると穢れるからだめだって拒否された。穢れって、女の穢れって何?」と息巻いている。「女が穢れているからって、そんな根拠のないことで差別するの?」「女は皆その穢れている筈の女から産まれて来るんじゃないの!」
穢れと清め、女と男、そんな世の中の謎を、小町のママが解りやすく絵ときしてくれるのです。
「さあ皆さんもご一緒に焼鳥屋で一杯やりながら、小町ママの話をごゆるりとお聞き下さい。」

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