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依田高典
いだたかのり

京都大学大学院経済学研究科 教授

京都大学大学院経済学研究科 教授

分かっていても止められない人間の行動を研究する「行動経済学」を専門とし、嗜癖や社会的行動のココロと経済の関係に関心を持っています。ビッグデータやICTに明るく、東日本大震災後の電力危機を克服するために、どうやって消費者に訴えかければよいのか、実証実験研究を行いました。

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講師ジャンル
ビジネス教養 時局・経済

依田高典のプロフィール

■職歴・経歴
・京都大学経済学部卒業・同大学院経済学研究科博士課程修了。博士(経済学)。
・甲南大学経済学部専任講師、同助教授、京都大学大学院経済学研究科助教授を経て、現在、京都大学大学院経済学研究科教授。
・その間、米国イリノイ大学、英国ケンブリッジ大学、米国カリフォルニア大学バークレー校客員研究員を歴任。

■専門分野
・人間の限定合理性を分析する「行動経済学」にいち早く注目し、分かっていても止められない人間の行動のメカニズムは何なのか、どうすれば後悔しないように行動変容ができるのかなどを研究してきました。
・具体的には、タバコを吸うのはなぜなのか、どうすれば禁煙に成功するのか、というテーマを研究しました。そして、現在、社会実験という新しい経済学の方法を用いて、他人や世の中のために役立つ社会的行動を促進するにはどうすれば良いのか、というテーマについて研究しています。



■著書
『現代経済学』放送大学教育振興会 2013年3月.
『次世代インターネットの経済学』岩波新書 2011年5月.
『行動経済学: 感情に揺れる経済心理』中公新書 2010年2月.
『行動健康経済学』日本評論社 2009年3月.
『ブロードバンド・エコノミクス』日本経済新聞出版社 2007年3月.
『ネットワーク・エコノミクス』日本評論社 2001年5月.
『不確実性と意思決定の経済学』日本評論社 1997年10月.
など

■受賞歴
2014年 建築設備技術者協会 JABMEE環境技術優秀賞
2011年 日米教育委員会 フルブライト奨学金研究員
2010年 日本学術振興会 第六回日本学術振興会賞
2007年 日本応用経済学会 第一回学会賞
2007年 大川情報通信基金 大川出版賞
2007年 ドコモ・モバイル・サイエンス奨励賞
など

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