安斎育郎
あんざいいくろう
安斎科学・平和事務所所長 立命館大学名誉教授 立命館大学国際平和ミュージアム名誉館長
安斎科学・平和事務所所長 立命館大学名誉教授 立命館大学国際平和ミュージアム名誉館長
原発や放射能の専門家として、長年、原水爆禁止運動に取り組む。核・被爆者問題に精通し、平和問題のコメンテーターとしても活躍。また、超能力を批判的・体系的に検討する自然科学概論の講義がマスコミで紹介され、振り込め詐欺など含め、世の中の諸事象に騙されないよう、警鐘を鳴らし続けている。
属性 | 大学教授・研究者 |
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属性 | 大学教授・研究者 |
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講師ジャンル
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社会啓発 | 人権・平和 |
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文化・教養 | 文化・教養 |
安斎育郎のプロフィール
■職歴・経歴
1940年、東京で生まれる。京都在住。1944年から5年間を疎開先の福島県二本松で過ごす。公立の小学校・中学校・高等学校を経て1960年に東京大学に入学、1964年3月、工学部原子力工学科を第一期生として卒業後、大学院修士・博士課程を修了、1969年3月、工学博士。1969年4月~1986年3月、東京大学医学部放射線健康管理学教室助手を務めた後、1986年4月~1988年3月、立命館大学経済学部教授、1988年4月~2006年3月、同・国際関係学部教授。2006年4月~2011年3月、立命館大学特命教授。現在、名誉教授。1995年4月~2008年3月、立命館大学国際平和ミュージアム館長、2008年4月より同・名誉館長。2011年4月に開設した安斎科学・平和事務所 所長。「国境なき手品師団(Magicians Without Borders)、名誉会員。
平和のための博物館国際ネットワーク(International Network of Museums for Peace,INMP)諮問理事。中国の南京国際平和研究所・名誉所長。ベトナム政府より「文化情報事業功労者記章」受賞(2003年)。第22回「久保医療文化賞」受賞(2011年)。ノグンリ国際平和財団「第4回人権賞」受賞(2011年)。日本平和学会「第4回平和賞」(2013年)。
NHK人間講座「だます心 だまされる心」(全8回)、「あさイチ」、「週刊ニュース深読み」、日本テレビの「世界一受けたい授業」などに登場。平和・核軍縮・原発問題・放射線防護・科学教育・疑似科学批判などの諸問題についてのコメンテーターとしてもテレビ、ラジオ、新聞、週刊誌など各種マスコミに登場。
東大工学部原子力工学科の1期生でありながら、1967年頃より日本の原子力問題政策のあり方に疑問を感じ、1972年、日本学術会議主催の第1回原子力発電問題シンポジウムの基調講演で「6項目の点検基準」を提起、原子力発電政策のあり方を全面的に批判した。1973年、国会の科学技術復興対策特別委員会に参考人として出席し、国家公務員(東京大学医学部文部教官助手)でありながら国策である原発政策を批判、同年より福島の住人と共同して、東京電力福島原発反対運動にも取り組んだ。日本科学者会議原発問題研究委員会委員長として全国の原発反対運動と共同し、福島・新潟・愛媛など原発設置をめぐる行政訴訟にも科学者として関与した。東京国家の原発政策批判に取り組んだため、東大助手時代にはねぐレスト・監視・差別・嫌がらせ・恫喝・尾行・懐柔など、さまざまなアカデミック・ハラスメントを体験した。2011年3月11日の福島原発事故以来、300回近い講演活動に取り組むとともに、『福島原発事故―どうする日本の原発政策』(かもがわ出版)をかわきりに10冊以上の関連書を刊行。NHK人間講座「だます心 だまされる心」全8回、「日曜美術館」、「あさイチ」、「週刊ニュース深読み」、「クローズアップ時代」、日本テレビ「世界一受けたい授業」などに登場。
講演タイトル例
著書・著作紹介
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- 戦争と科学者 (深読みNow)|(2022-04-16)
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