七転八起の相撲人生
志を忘れず努力すれば必ず報われる

尾車浩一
おぐるまこういち

意識改革

尾車浩一
おぐるまこういち

公益財団法人日本相撲協会理事 事業部長 全国維持員会会長 博物館運営委員 元 大関 琴風豪規
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提供する価値・伝えたい事

「私は決して相撲を取るのに恵まれた人間ではない。新弟子検査で下から2番目で合格した人間である。」
今までの相撲人生での数々のエピソードを、ユーモアも交えて熱く語ります。

内 容

一生懸命やればいいのなら、相撲の世界は横綱だらけ。頑張ったと口で言っても、ダメだったら、それは頑張ったことにならない。一生懸命やったって負ければぼろかす。それがプロの世界。結果がすべて。楽をして一流になれるはずがない。
 しかし、だれが強くなるか、だれが出世するかは最初から決まっているわけではなく、だれにでもチャンスはある。やるか、やらないかだ。才能がある、有望だと言われ入門しながらダメだった力士を何人も見た。その一方で、出世した力士はみんな人一倍の努力をした。

 一度挫折したから終わったわけではない。そこからが、本当のスタートだ。やってやれないことはない。やらなきゃ何にも変わらない。厳しいことを言ってくれる人が本当に大切な人。厳しさを乗り越えれば、必ずいいことが待っている。
土俵は人生の縮図だ。自分から攻めることが大事。引いたりしていると、いつまでたっても出世できない。攻めて負けたとしても必ず“次”につながる。人生も同じである。

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