逆境を切り拓く経営

佐藤 満
さとうみつる

経営哲学

佐藤 満
さとうみつる

元 日本ゼネラルモーターズ株式会社 代表取締役社長
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提供する価値・伝えたい事

「まず自己責任から始める」事が、物事を上手に処理する基本であると考えます。

内 容

■ノー・プレイ、ノー・エラーでは生き残れない時代〜今こそ経営革新を!

 先が見えないと言われる時代、小さく危なげなくまとまる守りの姿勢では、とても生き残ってはいけません。しかし、未知の世界に一歩踏み出すのは、それがどんなに小さな一歩であっても、勇気がいるものです。
厳しい時代を生き残るために、経営者として、今こそ経営革新を行ってください!

■お客様は【創造】していくもの〜お客様に感動を与えるために!

お客様は創造していくことが基本です。
これは、何もクリエイターに限ったことでは無いのです。商売が成立することも、ある商品を媒介に、お客様の信頼というものを獲得していく創造行為なのです。その認識なしに、ただなんとなく商品を動かしているだけでは、本来仕事とはいえません。芸術家が一つの作品に込める執念のようなものは余人にははかり知れないところです。その思いの深さにわれわれは感動を覚えるわけです。芸術とビジネスでは全く話が違うと思われるかのしれませんが、ビジネスにおいても人の心を動かすような執念がなければ何も始まらないということなのです。
 ビジネスパーソンも、自分の言葉で相手を説得し、人まねや二番煎じでない企画を立て、限界に挑戦するチャレンジ精神をもってほしいのです。どのような分野でも、仕事を【創造】していくことで、お客様へ感動を与えることが出来るはずです。

■一流と二流の違い〜【真のリーダー】となるために!

【真のリーダー】とは、順調な時はあまり用が無いものです。ただし、困った問題が発生した時こそ能力を発揮しなければなりません。 
一流の経営者は部下の能力をしっかり見抜けます。問題社員であったとしても、その人が力を発揮できる仕事は、その人に全てを任せます。もちろん、何かあった場合の責任は経営者がとります。二流の経営者は異端者を極端に嫌います。自分の掌握できる小さな囲いに部下を追い込む術に長けています。変化を嫌い、責任逃れが得意です。「囲い」を好み、イエスマンを側に置きたがります。成長とは互いに異なった能力間の摩擦によって生じるものだと思います。
必要なのは可能性を持った部下に能力を十分発揮できるような仕事を任せることの出来る、真に力のある指導者なのです。

根拠・関連する活動歴

ホンダ時代に、中近東、南西アジアにおいてホンダ製品の売り上げを3年間で6倍に、タイで乗用車シェアーを5年で2.5%から22%に躍進させる。また、輸入車部長として、ジープチェロキーを年間販売台数800台から2年後には13,000台へと大躍進させる。VAN社長時代には、VWとAUDIの販売台数を93年の25,000台から3年後60,000台に、VWを5年振りに輸入車No1に復活させる。98年、日本GM(ゼネラルモーターズ株式会社)で日本人初の社長に就任。

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