提供する価値・伝えたい事
皮膚は汗や垢を出す排泄器官、内臓のような吸収器官ではありません。だから化粧品で皮膚の中に栄養素を入れる事はできません。でも栄養素入りの化粧品が花盛り。そのカラクリは……?
内 容
皮膚から保湿剤や美白剤を入れ、ぷるんとした白い肌にするためには、動物が自衛の手段として持っている皮膚のバリアを壊さなければできない。
バリアは皮膚から何も入らないように守っているガード機能で、この機能があるからこそ、私たちは海に入っても海水が体の中に入らないし、安心してお風呂にも入ることができるのです。バリアを壊して肌に各種栄養素などを入れる事は、逆に体内の水分を外に出してしまうことになり、毒性のある薬品が体内に入れることにつながる。本来なら輝くような肌をしている若年層の肌の老化は、間違った化粧品にあるといっても過言ではない。
本来あるべき化粧品の役割は皮膚の環境を守ること。皮膚の環境を壊さない化粧品を使用すれば、この高齢化時代をきれいな(健康な)肌で過ごすことは可能といえよう。
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