こんな親が子どもをダメにする

伊藤秀樹
いとうひでき

教育・青少年育成

伊藤秀樹
いとうひでき

関西私立小・中学校受験研究サークル 「独歩の会」代表 にしきた学習教室 代表
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提供する価値・伝えたい事

どの親も、自分の子どもが一番可愛いし、一番賢いと思っている。いや、少なくとも自分の子どものもつ無限の可能性を信じている。しかしながら、子どものために良かれと思ってすることが、すべて子どものためになるわけではない。まったくの逆効果で、子どもの芽を檎むことにつながりかねないこともある。そんな実例を挙げて、「ダメダメ親」に陥らないために何が必要かを考えたい。

内 容

こんな親にはなってはいけない。

1.「ぼくは仕事が忙しいので、子どものことはお母さんに任せるよ」と、勝手に決め付けるお父さん。そういっておきながら、塾の月謝など、お金のことになると案外口を出す場合もあるようだ。飲みにいく回数を減らしてでも、ぜひ子どもを塾に迎えにいってほしい。子どもの教育は、家族全員で関わる問題であることを忘れたくない。

2.「もっとできるはず。あなたのためなんだから、とにかく頑張れ」と、ハッパをかけるお母さん。高い目標設定は悪くないが、目の前の現実をおろそかにしてはいけない。目標に向かってー歩一歩進む堅実さは必要だ。

3.A塾がいいと聞いたら、フラフラ。B中学がいいと聞いたら、気持ちがグラリ。C君が家庭教師もつけたと聞いたら、もう落ち着かない。他人の意見に耳を傾ける心の余裕はほしいが、主体性がないようでは困りもの。親の動揺はすぐに子どもに伝染してしまう。何事も、自分の目で確かめて取捨選択し、信念を持って進みたい。

4.「月謝が安いからA塾に決めた」と、平気で口にするお母さん。子どもの教育にお金がかかるため、苦しい台所事情もあるのだろうが、だからといって、あまりにお金に左右される価値観はいただけない。「第1志望校に不合格の場合、かかった費用を返金します」をうたい文句にした塾もあるが、やはり返金よりも合格が大事。お金のことは、最低限、子どもの前では控えたいものだ。

5.「A中学じゃダメだ。B大学にしか進めない。せめてC中学にはいかないと」と、ついつい見栄が見え隠れしてしまうお父さん・お母さん。時には、子どもの気持ちをうまく誘導してやることも必要だが、一方的に決め付けるのはよくない。自分の子どもに一番適した進路をさがした結果、学校が決まるはず。

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